芸能

新井恵理那「電撃デキ婚」はオトコ断ち指令への反発

 4月16日、会社員男性との結婚を自身のインスタグラムでいきなり報告したのは、フリーアナの新井恵理那(33)だ。

 投稿では「友人による紹介をきっかけに昨年夏から交際してきた方と今年に入り結婚致しました」とつづり「ご報告を予定していたなかで、お腹に命を授かったことがわかりました」と妊娠についても明かしたものだ。

「日本一多忙なフリーアナ」と呼ばれるトップアナのゴールインだが、幸せを掴むまでには紆余曲折があった。

「彼女は09年にミス青学のグランプリに選ばれるも、就職活動では『キー局全滅』。セント・フォース所属後も長らく不遇の時代を送った苦労人です。こうした背景があるだけに、結婚の喜びもひとしおに違いありません」(彼女を知る民放局関係者)

 芸能界入りしてからオトコの影を一切見せずに仕事一筋だった新井だが、初めてロマンスが発覚したのは昨年10月のことだった。

「新井はもともと結婚願望が強かったものの、自分を育ててくれた事務所への恩義もあり、20代のうちは『オトコ断ち』指令をのんで貫いてきた。ようやく30代で恋愛を解禁して見つけたのが、この時に報道された今回の結婚相手でした」(前出・民放局関係者)

 ところが、初の熱愛を「マッチョ彼氏との“ほぼ同棲”極秘生活」とのタイトルで「FLASH」誌に報じられるや、新井は猛反発。インスタグラムで「盗撮されて勝手に書かれたもの」「とても不快に思っています」と報道に怒りをぶつけたのだ。

 この怒りの背景には、過去のトラウマが影響しているという。

「デビュー直後の13年、新井は大学時代の交際相手とのキス写真が流出して人間不信になってしまいました。ショックのあまり仕事を3カ月休んでしまったほどです。そうした経緯があり、昨年の報道の際も『誰が情報をメディアに流したの』と疑心暗鬼になっていた。なぜそこまで怒るのかと世間から不思議がられていましたが、本人としては『せっかく見つけた理想の相手との関係をぶち壊しにされるのでは』と危惧したのだと思いますよ」

 もっとも、マッチョ彼氏と結ばれたのも過去のトラウマがあってこそだったようで、

「キス写真流出騒動により、用心深くなった新井がハマッたのが占いだった。何人もの有名占い師に『信用できる人間』や『理想の結婚相手』を徹底的に聞いたんです。生涯のパートナーを選んだのも、占いの結果が大いに影響しています」(前出・民放局関係者)

 結婚報告ではお相手を「非常に陽気な方」と紹介していたが、実際に占いが的中する結果となった。実は21年2月に自身のYouTubeチャンネルの企画でタロット占いを受けた時のこと。女性占い師から「一番いい相手」として「太陽のように明るく楽しい」「一緒にいて元気が出る人」と伝えられ、新井は「素敵そう!」と興味津々で聞いていたものだった。

 一方で彼女の結婚のタイミングを巡る不穏な指摘も出ている。芸能関係者によれば、

「多くのレギュラー番組とCMを抱える新井にとって、結婚と出産の段取りをつけるのは困難を極める。インスタでは『今年に入り結婚』と時期をボカして事後報告していましたが、同時に有無を言わさず結婚に突き進んだデキ婚だったことも発表している。責任の所在を曖昧にした『クーデター婚』の側面もあります」

 当然ながら、テレビ業界への影響も甚大なものがある。

「新井の結婚でフリーアナの勢力争いが激変することは確実です。ポスト新井としてヒロド歩美(31)が大きく躍進して、ホラン千秋(34)との『2強時代』が到来する可能性が高くなるでしょう」(前出・芸能関係者)

 当事者たちは、新井よろしくフンドシを引き締めてかからなければならないだろう。

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