芸能

新垣結衣の「出し惜しみ」と「賞味期限切れ」が招いた「教場」ワースト記録の大誤算

 木村拓哉主演の月9ドラマ「風間公親─教場0─」(フジテレビ系)に、暗雲が垂れ込めている。

 木村が警察学校の鬼教官を演じる「教場」は20年、21年に特番としてそれぞれ前後編に分けて放送され、視聴率は13~15%を記録する人気ドラマ。しかし今回の「教場0」は初回が12.1%、第2話が10.7%、そして4月24日の第3話ではついに2桁を割る9.8%と、シリーズ最低を更新し続けているのである。ドラマ評論家が苦言を呈する。

「木村の相方となる新人刑事が準主役として5人が登場するのですが、木村と初共演の新垣結衣と白石麻衣にはワクワク感が大でした。ところが新人刑事は2話につき1人をクローズアップする構成。1話、2話では新垣も白石も登場せず、赤楚英二のみが登場しました。これがスタートダッシュに失敗した原因のひとつだと思われます」

 3話目にしてようやく新垣の登場となったが、さらに数字が落ちてしまったのはどういうわけか。芸能関係者は手厳しい。

「離れてしまった視聴者が戻ってこないという面はありますが、ガッキー効果がすでになくなってしまったのではないか」

 新垣は星野源との結婚後、連続ドラマへの出演は昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の18人」、そして今回の「教場」と続くが、

「そもそも大河では脇を固めるひとりだったことから、数字にはなんら大きな影響が出ることはありませんでした。星野と共演した16年、21年(1月放送=特番)の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の、20%を超える視聴率を考えれば、結婚を境に『人気の賞味期限』が切れてしまった可能性はありますね」(前出・ドラマ評論家)

 今後に登場する白石で視聴率が上昇するようなことがあれば、新垣との需要の差が浮き彫りになることだろう。

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