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もう危険水域!中日・立浪和義監督を待ち受ける「途中休養とクビ言い渡し」2つの「関門」

 中日は5月17日、豊橋市民球場での阪神戦に敗れて、今季5度目の3連敗。借金は今シーズン最多の10に膨れ上がっている。

 この日も好調の阪神相手に、投手陣が次々と打ち込まれて9失点。課題の打撃も中盤以降はわずかヒット1本では、勝利は遠のくばかりだろう。立浪和義監督は「必死に勝つ姿勢を持ってやらなければいけない。なんとかこのメンバーで戦わないと」と力なく話した。

 3月の開幕から4月末まで、チームは8勝15敗、5月も5勝8敗と負け先行は変わっていないが、ここから交流戦までの残り10試合は「とても大きな意味を持つ」として、球団OBは次のように明かすのだ。

「契約2年目の立浪監督が今シーズン、4位以下のBクラスで終われば、クビは免れない。各時期におおよその目安となる『関門』があるわけですが、最初は交流戦前までに借金15に達するかどうか。もしも現実になれば、首脳陣のテコ入れは避けられない。豪打でセ・リーグ球団よりも圧倒的な投手力を誇るパとの交流戦でさらに負けて、交流戦終了までに借金20を抱える状況になれば、監督の途中休養が現実味を帯びてくる」

 すでに危険水域。瀬戸際で踏ん張ることはできるのか。

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