スポーツ

三木谷会長は「仏頂面」イニエスタ「バルサ親善試合」のドッチラケ現場

 サッカーJ1ヴィッセル神戸MFで元スペイン代表のイニエスタが6月6日、18歳から在籍していたバルセロナとの親善試合(国立競技場)に出場した。

 7月1日で6季在籍した神戸を退団することが発表されているイニエスタ。本来であれば「引退試合」で快く日本から送り出す大興行になるはずだったが、イニエスタ本人が「まだまだピッチで戦いたい」と現役続行を明言したため何とも微妙な試合となった。

 しかも、スペイン1部リーグで4季ぶりの優勝を果たし4年ぶりの来日となったバルセロナと、J1リーグで首位を走る神戸とのバチバチのマッチアップが期待されたものの、試合は終始ユル~い展開で進み、2対0でバルセロナの勝利。

 また観客席も当然、満員確実と思われていたが、最大約5万6000の動員に対し4万7335人とあちこちに空席も見られる状況。Jリーグ関係者などは、

「よく4万人も入ってくれました。ガラガラだったらどうしようと思っていましたから」

 と苦笑いだった。

 イニエスタの今季の推定年俸は20億円だが、6季在籍した中でのタイトルは天皇杯(2019年)の1つだけ。その費用対効果だけでいけば「?」がつく助っ人だっただけに、そこまで盛り上がらなかったというのが実態だ。

 神戸のオーナーでもある楽天・三木谷浩史会長も観戦していたが、試合終了後は仏頂面で会場を後にしていた。携帯電話事業の大苦戦、プロ野球ではパ・リーグ最下位を独走中、そしてサッカーではバルセロナを呼んでも満員にならず…。機嫌が悪いのも当然だろう。

(小田龍司)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA大型新人・度会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
4
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」
5
豊臣秀吉の悪口に反論したら「耳と鼻をそがれて首を刎ねられた」悲劇の茶人