エンタメ

今さら聞けないZ世代の「蛙化現象」「蛇化現象」って結局どういうこと?

「Z世代が選ぶ2023年上半期の流行語ランキング」の1位にも選ばれた「蛙化現象」をご存知だろうか。恋愛に対する気持ちの変化を表した言葉で、TikTokやYouTubeでこの現象を取り扱った動画が次々とバズり若者を中心に強い共感を呼んでいる。エンタメ誌ライターが語る。

「蛙化現象は若者に人気のある言葉ですが、実は新しく作られた造語ではなく、心理的な変化を表す心理学用語なのです。そもそもこの用語はグリム童話『かえるの王子様』に由来しています。『好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることを知ると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる』という意味で用いられていました。しかし今の若者たちはそこから派生して『(主に女性が)好きだった相手が嫌いになる行為』のことを蛙化現象と呼んでいるのです」

 検索エンジンのバイドゥがキーボードアプリ「simeji」ユーザーに実施したアンケート調査「Z世代が選ぶ!!蛙化現象あるあるTOP10」によると、蛙化現象に陥りやすい行為の5位は「赤ちゃん言葉」で、4位は「映画館で大声で笑う」、3位は「鼻息が荒い」、2位は「こぼれた食べ物を口にする」、そして映えある1位は「両思いになった瞬間、気持ちが冷める」が選ばれている。

「蛙化現象に若者が共感するのはTikTokなどのショート動画の影響も大きいと思います。若者たちは短い動画の中で完璧な自分を演出しますが、いざ実際に会ってみると色々と粗が見えてくる。そして小さなことがきっかけで王子様がカエルに変わってしまうわけです。また、これとは正反対に女性が相手のことなら暴言でも浮気でも何でも許してしまうことを、すべて飲み込むことから『蛇化現象』と言うそうです」(前出・エンタメ誌ライター)

 男としてはカエルにもヘビにもなりたくないものだ…。

(小林洋三)

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
発生切迫!東京と千葉東方沖で「想像を絶する規模」に/能登半島地震の次に必ず起きる「6つの大惨事」(4)
2
巨人初のトレード加入で「4」を付け「33歳で病死」主砲の遺言/あなたの知らないプロ野球「永久欠番」秘聞
3
「築地球場」本拠地移転を狙うのは巨人ではなく「西武ライオンズ」という大逆転
4
政府が慌てて調査を始めた「日本海海底大地震」/能登半島地震の次に必ず起きる「6つの大惨事」(2)
5
地殻が水平移動!長野と岐阜の活断層で「内陸直下型」が多発する/能登半島地震の次に必ず起きる「6つの大惨事」(3)