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中日「立浪ヘボ采配」の末期症状…打てない野手に投手陣の不満が爆発した「最悪なベンチ裏」

 セ・リーグで最下位を独走する中日ドラゴンズに、不協和音がこれでもかと増幅している。シーズン前半に早々と優勝争いどころか、クライマックスシリーズ圏内の3位争いから脱落。就任2年目の立浪和義監督に対する風当たりは、いよいよ最強となってきている。

 攻撃力不足で本塁打数は両リーグでワースト、得点もリーグワーストに沈んでいる。スポーツ紙デスクが言う。

「立浪監督は就任時、攻撃力をアップさせると大風呂敷を広げましたが、2年近く経ってもいっこうに実現せず、スポンサー筋やメディアからは不満の声が次々と噴出しています。意見や論調は厳しくなり、3年契約ながら、名古屋では『立浪降ろし』が激化している。戦いの方向性やビジョンが見えず、場当たり的な采配や補強に失望したファンからの『立浪辞めろ』がトレンドとなるなど、状況は極めて厳しい。たとえ責任問題に発展する今オフを乗り切っても、来年中の休養や契約満了による交代はどうみても確実な情勢です」

 攻撃力不足の顕著な例は、最近も見られた。エースの柳裕也は8月13日の広島戦で9イニングまで無安打無失点に抑えたものの、打線の援護なしで快挙を逃している。8月20日のヤクルト戦でも柳は力投したが、またしても援護がなく、1失点で9敗目を喫した。各先発投手の勝ち星と防御率が合っておらず、柳は防御率2.78ながら、わずか3勝止まりとなっている(8月23日時点)。

「あまりにふがいない野手陣に、投手陣がベンチ裏で不満を爆発させているといいます。ベンチ内の雰囲気は重苦しい。もはや最悪です。優秀な選手は揃っているだけに監督、コーチらのベンチワークで打開しないことには…」(前出・スポーツ紙デスク)

 空中分解寸前のチームに、光は差すのだろうか。

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