芸能

【テレビ局の深い闇~その3】連休なし「休みは最低限でいい」のブラック体質を推進する「仕事中毒の上司」

 地方テレビ局は在京キー局と比べて給与面で大きな差をつけられているが、同様に差が広がっているのは、休日取得だという。在京キー局の編成マンは、次のように語る。

「制作、報道、スポーツなどの現場仕事の部署は、土日祝に必ず休みが取れる状況は今でも変わりませんが、代休を無理やり取らせたり、業務がない場合は会社に来ないよう指示される機会が圧倒的に増えました。中には『計画休暇』と称して夏休み、正月休み以外にも5連休を一気に消化する期間を設けて、心身ともにリフレッシュさせる部署もあります。みなが口を揃えるのは、コロナ禍でリモートワークが定着したので、元に戻したら20代、30代の若手社員から不満が続出したこと。『もう元には戻れない』と諦めています」

 若手にとっては気を遣われるだけいいのかもしれないが、そんなこともお構いなく「昔と一緒だ」と嘆くのは、ラジオ・テレビ局の中堅社員だ。

「人がいなくて、休みをまともに振り分けられない。今は月に4回くらいで、連休はここ何年も取っていません。上司がワーカホリックだったので『休みは最低限でいい』と理解を得られないのです。ブラックでも地方局にしては30歳で年収約750万円あるので、カネで繋ぎ止められているだけ。給与が下がったら? もちろん辞めます」

 既存メディアが音を立てて崩れ落ちるまでのカウントダウンは始まっている。

(おわり)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
2
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
3
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
4
落合博満が「何の連絡もない」と困惑する「中日OB戦オファー事件」の舞台裏
5
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」