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【中日】期待の大砲まさかの「亡命」踏んだり蹴ったりの立浪監督に迫る2つの「黒歴史」

 9月27日、対阪神戦(甲子園)を2-7で勝利した中日ドラゴンズ。これで「鬼門」とされる甲子園で4年ぶりの5勝目となり、5位ヤクルトに0.5ゲーム差と迫っているが、一方で今季の中日には目を覆いたくなるような不名誉な記録が迫っている。

 スポーツライターが語る。

「今季最長の連勝は『3』止まりで、このまま4連勝がないままシーズンを終えれば1944年以来79年ぶりの屈辱となります。また得点は27日終了時点で『383』。こちらも残り4試合で17点以上あげなければ、シーズン通算400点未満という最悪な記録となり、中日にとっては完全な黒歴史となります」

 ちなみに、中日の1試合平均得点は2.7。また4連勝についても広島・巨人・DeNA戦と続き、広島以外は圧倒的に分が悪い。

「その上、最下位が決定すれば、近年まれにみる悲惨なシーズンとなるでしょう。今季は立浪和義監督の采配が幾度となく物議を醸してきましたが、来季も続投することが決定しています。ファンのモチベーションもダダ下がりでしょうね」(スポーツライター)

 26日には、昨年6月に育成契約を結んだキューバ出身のペドロ・レビーラ内野手が失踪。メジャー契約を目指し亡命したことが伝えられている。レビーラはキューバ国内リーグで本塁打王に輝いた長距離砲で、得点力の低い中日にとっては期待の選手だったが、完全に空振りに終わってしまった。このまま立浪ドラゴンズは、踏んだり蹴ったりのシーズン終了となるのか。

(ケン高田)

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