社会

【山手線駅探訪】西と東で街の表情がまったく違う「駒込駅」鉄道ファンの注目ポイントは…

「山手線ゲーム」で最後まで名前が出てこない駅の筆頭がJR「駒込駅」ではないだろうか。どの辺りにあるのか知らない人も多く、そもそも駅名すら聞いたことがないという人も多いようだ。

 そんな駒込駅は出口によって街の雰囲気がまったく違う珍しい駅である。

 東口(写真)の周辺は庶民的な居酒屋や食堂が並ぶ下町。北には駒込さつき通り、南にはアザレア通りと商店街があり、夜になれば多くの酔客でごった返す。

 反対側の西には北口と南口があり、駅を出るとすぐに本郷通りで開けた印象だ。本郷通りを渡ってすぐの所に三菱の創業者である岩崎弥太郎の別邸だった六義園があり、周囲は高級住宅地。元首相の邸宅もあり、上皇后。美智子さまが幼少期に住んでいたことがある。

「東口と西側の雰囲気は大きく異なり、同じ駅とは思えません。通常、駅の出口は線路を挟んで設置されますが、駒込駅は東西に通っている線路上の両端に出口があり、離れているのが原因です」(鉄道ライター)

 知名度の低い駒込駅だが、近くには「山手線で唯一の踏切」があることは鉄道ファンの間ではよく知られている。

「東口から350メートルほど田端駅に行った所に『第二中里踏切』があり、朝の通勤時は『開かずの踏切』となっています。地元住民から高架化してほしいという要望が北区に寄せられていました。しかし踏切の位置的にそれは難しく、代わりに踏切近くに陸橋を作るそうです」(鉄道ライター)

 六義園を訪れたついでにあと残りわずかな踏切を見てはいかが。

 (海野久泰)

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