スポーツ

日本ハムのチアリーダー続々卒業…過剰人気が温度差を生む「アイドル化」の宿命

 きつねダンスで大ブレークを果たした日本ハムの公式チアリーダーが続々と卒業を発表し、ファンをザワつかせている。

 11月20日に更新されたファイターズガールの公式インスタグラムではエースと呼ばれた滝谷美夢さんが卒業を発表。「ファイターズガールになれていなかったら自分の人生がこんなに彩られることはなかったと思います」と綴り、6年間の活動にピリオドを打った。

「ファイターズガールは1992年に大沢啓二監督の提案をきっかけに誕生。メンバーは毎年オーディションを行い、約200名近くの応募者の中から20名程度が選出されます。おおむね2~3年のスパンでメンバーが入れ替わるようですが、今年はシーズン終了後、滝谷さんのほかにも大西真帆さん、工藤彩音さん、田原悠希さん、日戸琴音さん、清水麻矢さん、山口伶奈さん、吉田桃子さん、讃岐花笑さんが卒業を発表しており『きつねダンス』ブームをけん引した主要メンバーが一気に姿を消すことになってしまったんです」(スポーツライター)

 ネット上ではまさかの卒業ラッシュに「きつねダンス完全オワコン」「主要メンバー総入れ替えはさすがにキツすぎる」などといったコメントが寄せられている。

「きつねダンスが流行した2022年を境に、ファイターズガールの立ち位置は大きく変化しました。古くからのメンバーは特に純粋なチアガールとして活動したかったようですが、球団がアイドル化に舵を切ったことへの戸惑いもあったようです。また、推しメンバーへのファンによる『追っかけ』が問題視されたこともあり、一定期間での卒業は仕方ないのかもしれません。ここまでの入れ替えとなると、ファイターズガールとともに『きつねダンス』人気も冷めてしまうかもしれません」(前出・スポーツライター)

 どの球団でも定期的にチアリーダーのメンバーが入れ替わるのは仕方ないこと。来季は新メンバーによるきつねダンスで、また球場を大いに沸かせてもらいたいものだが。

(ケン高田)

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