芸能

元日恒例特番「さんタク」木村拓哉のジャニーズ性加害言及が低視聴率を救う「皮肉」

 正月恒例の特番「さんタク」(フジテレビ系)が元日に放送される。

 同番組は2003年から放送されている新春特番。「明石家さんまと木村拓哉がやりたいことをやる」をコンセプトに、それぞれが挑戦したことにチャレンジ。過去にはさんまがスカイダイビングに挑んだこともある。

 21回目となった今年の放送では、2人が奄美大島を訪れゴルフやサーフィンを満喫。木村が地元のミュージシャンと吉田拓郎の「落陽」を披露しラストを飾っていた。

 今年のロケテーマは「ドキドキ」に決定しており、互いが互いをドキドキさせるべく、「ある場所」に連れて行くのだという。

 番組ファンの間では「これを見ないと1年が始まらない」というほどの風物詩になっているというが、近年はマンネリ化による低視聴率にあえいでおり、ネット上では「まだやるのか」と冷めた声も少なくない。

 テレビ誌ライターが語る。

「かつては木村の意外な一面が見られると評判でしたが、今では『相変わらずのキムタク』に辟易としてチャンネルを合わせない視聴者も多いようです。そもそも2018年の段階で開始当初は15%程度あった視聴率は5.9%まで下落しており、もはや上がり目の可能性もありません。23年はジャニーズの性加害問題が勃発し、木村に対するスポンサー離れも顕著になっており、24年の放送がいよいよラストになるかもしれませんね」

 さんまは自身のラジオ番組で「さんタク」のロケの様子を語り、木村が性加害問題について触れていることを明かしている。皮肉なことだが、数字を取るとすればそれが好材料になるかもしれない。

(ケン高田)

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