芸能

「性加害報道」松本人志が語っていた「過激なオンナ遊び」夜中にインターホンが…/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

 昨年末に「文春オンライン」が報じた、ダウンタウン・松本人志の「性加害疑惑」をめぐり、テレビ局やCMスポンサーである大手企業は、年頭からその対応に大わらわのようだ。「全くの事実無根で名誉棄損」という吉本興業側に対し、「記事には絶対の自信がある」とする文春サイド。両者一歩も引かぬ姿勢が続く以上、事実関係については今後、裁判などで明らかになっていくだろうが、今回の問題発覚でにわかに話題になっているのが、松本が過去に語っていた「女遊び」ネタである。

 2009年5月に結婚し、現在は中学生の娘を持つ松本だが、独身時代はラジオ番組等で「オレら、もうしゃべられへんようなこと、いっぱいありますからね」「そらもう女遊びでも、度を越すようなこと、やってましたよ」と、具体的な内容は伏せたものの、過激な女性遊びをしていたと告白している。事実、1994年に出版した自著「遺書」の中でも「笑いに魂を売った男は毛ジラミ程度で動じない」と題し、毛ジラミをうつされた話に多くのページを割くなど、その自由奔放な素顔を自ら綴っていた。

 ちなみに、松本が同著を出版したのは31歳の時。出版後、2カ月足らずで60万部を突破したが、筆者の元にも出版元の朝日新聞社関係者から会見開催のリリースが届き、同年11月15日、都内で行われた「60万部突破記念会見」に足を運んだものである。

 ジャケット、シャツ、パンツともに黒ずくめで登場した松本は、「遺書」という意味深なタイトルについて、

「何冊も本、出す気ないから、最初で最後という意味で付けた」

 とした上で、次のようにボケたのだった。

「こういうこと(60万部突破会見)やると、また部数増えるというあくどい考えが朝日の方にあるらしくて。そういう数字は、ウソが多いんでホンマかなと思いますが、(印税が)6000万円くらい入ってくる? どーなんでしょう~。ただ、今はとりあえず区民税は月300万円払っているんで、1日家にじっとしているだけで10万円取られています」

 そして著書の出版によって、

「(ファンは)増えたとは思わんけど、今まで僕のこと好きや思うてくれていた人が、より熱くなってきた。この間も夜中にインターホン押すおかしな女がいましてん。なんやねん。ゆーたら『松本さん、いつもテレビから私を見張ってますよね』と。そうか~悪かったな、言うたんやけど…」

 その後、松本がその女性とどうなったのかは定かではないが、この手の女性ネタが多いことから当時、複数のガールフレンドがいたことは想像に難くない。

「遺書」では「反論も悪口も大歓迎する。正々堂々と来てみやがれ!」と吠えていた松本。今回の性加害疑惑報道に対し、どのような対応を見せるのか。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

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