芸能

【追悼】中村メイコさんが語っていた盟友・黒柳徹子の「とても不思議な人」爆笑エピソード

 昭和を象徴する芸能人がまたひとり、あの世に旅立った。中村メイコさんが肺塞栓症のため、東京都内の病院で昨年12月31日に亡くなっていたことが、所属事務所の発表で1月7日にわかった。89歳だった。

 中村さんは映画「江戸っ子健ちゃん」(1937年)に出演。わずか2歳の子役で銀幕デビューを果たした、元祖・天才子役である。以後、森繁久彌主演のドラマ「おやじのヒゲ」(1986年~96年)、西田敏行主演のNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」(1995年)など数々の映画、ドラマに出演。藤田朋子主演のNHK連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」(1988年)ではナレーターを務め、温かみのある声が話題となった。

 古くから親交のあった黒柳徹子は、次のような追悼コメントを出している。

「私から見ると変わっていましたが周りのみんなが、彼女にあわせて大切にしてくれていたから」

 もっとも、中村さんに言わせれば、黒柳の方が変わっていたようだ。YouTubeチャンネル〈著者にインタビュー〉(2021年11月4日)で、こう振り返っているのだ。

「初めっから不思議な人。私が胆石ができて、手術しなきゃダメかもしれないって病院で言われて、俯いて歩いて徹子さんに会ったら…」

 そして展開されたのが、こんなやりとりだった。

「元気がないわね、何なの?」

「お腹に胆石がたまって…」

「本当、それって取り出すの? うまく出たら私にちょうだい。私、珍しい石を集めてるのよ」

 いやはや、他にもこんな不思議な会話が。まず黒柳が質問する。

「あなた、今度どこ歩きたい?」

「雲の上なんか歩いてみたい」

「本当ね。私もそう思うわ」

 中村さんは黒柳とのやり取りを思い出して、こう笑うのだった。

「そういう話をね、普通にしてます」

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
2
「巨人・大城卓三はFA宣言して巨人を出ていく」高木豊の見解を後押しする「阿部監督の起用法」と「契約」
3
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」
4
メッツ「藤浪晋太郎はもう使えない」現地メディアが見放しても「引き取り先なし」の絶望的惨状
5
「3年目の浮気」がモラハラで「天城越え」は殺人予告だって!? 昭和の名曲を愚弄する「芸のない番組」を見た