スポーツ

ソフトバンク和田毅の人的補償騒動で現場に広がる「プロ野球選手経験ナシ」三笠GMへの反発

 プロ野球ソフトバンクの和田毅投手が1月15日、自主トレーニングを公開した。今年は他球団の16選手が参加する「和田塾」として実施。42歳のパ・リーグ最年長投手としてリスペクトされている証だ。

 和田本人は西武への人的補償騒動について「もうその件に触れたくない」と完全封印をしてシーズンに臨むことを表明しているが、チーム内のフロント陣へのブーイングは鳴り止まない。

 日本プロ野球のゼネラルマネジャー(GM)職は12球団中4人いる(ソフトバンク、オリックス、西武、日本ハム、ヤクルト)が、その中でプロ野球選手の経験が全くないのがソフトバンクの三笠杉彦GMだ。東大ラグビー部の選手としてばかりではなく同ラグビー部のコーチ、監督のキャリアも有名だ。

「三笠さん本人は、野球は分からないが東大ラクビー部での経験は大きいと話している。『チーム環境を整えて、いい選手に来てもらう本質は野球もラグビーも変わらない』と胸を張っていたのですが…」(ソフトバンク担当記者)

 三笠GMは2008年にソフトバンクホークスにかかわり、19年5月からGM職に就いた。就任後2シーズンこそ日本一になったが、以後3年間は完全に低迷に入っている。

「その焦りが出たのか、多くの契約保留者を出したうえに西武から山川穂高を獲得。そして未来のソフトバンクの監督候補の和田をプロテクトから外していた可能性が高いわけですから、風当たりは強い。現場とフロントのミゾの深さが指摘されています」(別のソフトバンク担当記者)

 ちなみに王貞治会長は「終身GM」という役職も兼務している。12球団の中でGM職が2人もいるのはソフトバンクだけ。三笠GMへの反発は激しくなるばかりだ。

(小田龍司)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
4
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
5
落合博満が「何の連絡もない」と困惑する「中日OB戦オファー事件」の舞台裏