芸能

おんな芸人お笑い下剋上「天下獲ったるわ〜!」〈ちっぴぃちゃんズ〉元陸上自衛官の三十路ピン芸人が宣戦布告!

 元陸上自衛官で、退官前の階級は三等陸曹だったというピン芸人、ちっぴぃちゃんズ(36)。「ハイー!」のギャグでブレイク中のやす子よりも1階級上にいたことが最大の自慢というのだが‥‥!?

––そもそも自衛隊に入った理由は?

 はい! 自分のお笑い芸人になりたい気持ち、これが偽りなのか真実なのかを確かめるために入隊しました。高校を卒業したらNSC大阪に入りたかった。でも、若い時の気持ちってあやふやなものではないですか。一旦、陸上自衛隊に入隊して、それでもお笑い芸人になりたいのなら本物だと。その結果、丸10年かかって三等陸曹まで上り詰めました。否、芸人の道に進みたい気持ちが消えずにあったので、スッパリと自衛隊をやめ、NSCに入りました。

––自衛隊時代の楽しかった思い出は?

 日常的に男性自衛官の筋肉に囲まれていることですね。水泳検定というのがありまして、水着姿の自衛官は、もううずくほどサイコーでした。あと自分は怒号を浴びたり、反省をさせられたりするのがすごく好き。重たい荷物を持って延々と走らされたり、連帯責任で腕立て伏せ100回やれと言われた時はみんなで回数を分担するのですが「もうそれ、どんどん持ってきて。自分が何回でもやるから!」と。苦しくなるのが好きなドMなんですね。だから三等陸曹になった時、そんな肉体への罰がなくなったので残念でした。

––自衛隊時代と芸人になった今では、どちらがモテる?

 断然、自衛隊時代です! 自衛隊は駐屯地から出るためには階級が上がるか、もしくは結婚が条件だったんです。だから若い男性自衛官が積極果敢に攻めてきてくれたので、放っておいてもモテるんです。でも、芸人になってからは‥‥。36歳、独身であります!

––モテなくなって、男性の好みは変わった?

 自衛隊時代はやはりマッチョが好きでしたね。筋肉がすべてだと。でも芸人になってからは自分のフォローをしてくれる、導いてくれる方がタイプに変わりました。例えば「藤崎マーケット」さんはまさに指揮官タイプ! おふたりの言う通りに動いていたら、勝手に笑いが起きるんです! その瞬間に「男は筋肉だけじゃなかった」と気づきました。

––逆に、こいつだけは許せない、倒したい芸人はいる?

「やす子」ちゃんです! はい! 私は芸歴も上ですし、何よりやす子ちゃんの階級より私の方が1階級上なのに‥‥完全に三等陸曹の威厳ナシ! くそー! しかし、自分は120ミリ迫撃砲RTの射撃もできますし、軽装甲機動車も運転できるので、装備や武器では負けてない! 絶対に、負けてない! さらに今年は戦車の免許を取ることが目標なんです。だから、確かやす子ちゃんは(ブル)ドーザーに乗れるはずなのですが、戦車ならぶっ壊せるはず。こっちは陸上最大兵器ですから。装備拡大で倒そうと思っています。戦士に二言はありません、はい!

––では、芸人として「天下を獲る」とは?

「国防」です。ロシアの偉い人が自分を見て笑って戦争をやめたりとか。お笑いが国防につながった瞬間、それが「天下を獲る」ということ。「お笑い国防」を目指します。そういう意味では、なかやまきんに君さんも過去に自衛隊にロケに行ってはったので、確実に国防を意識していると思います。目つきを見ればわかります。実は同じピン芸人としてきんに君さんのようになりたいと思っています。あの内面から出る素の表現力というか、きんに君さん自身が出てきた時点ですでに面白いですから。

––なかやまきんに君のようになるにはどうすればいい?

(大声で)使命の自覚! 個人の充実! 責任の遂行! この3つを続けていけば、きんに君さんに近づけると信じています!

ちっぴぃちゃんズ:87年6月5日生まれ。高知県出身。芸名の「ちっぴぃちゃんズ」の由来は、本人が「ちぃちゃん」で頭の上に乗っている黄色いインコが相方の「ぴぃちゃん」。何ともシュールな戦士!!

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
4
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
5
落合博満が「何の連絡もない」と困惑する「中日OB戦オファー事件」の舞台裏