スポーツ

松坂大輔が西武ライオンズ初のOB戦を拒否した「報酬」をめぐるウラ事情

「なんで松坂は来ないんだ」

 参加者とその家族の間で盛んに交わされたのは、こんな言葉だった。3月16日に開催されて好評だった、西武ライオンズ初のOB戦でのことだ。名の知れたOBが集結し、ファンを喜ばせたのだが、なぜか松坂大輔氏の姿がなかったのである。

 OB戦前後に侍ジャパンの欧州代表戦解説、メジャーリーグ韓国開幕戦の評論などもあって帰国し、あるいは韓国滞在中だったが、

「本人は周囲の説得にも、首を縦に振らなかったそうです。自身の入団時に監督だった東尾修氏など、現役時代にさんざん世話になった先輩たちが集まるので、華を添える意味でも参加は必須だったと思うのですが…」(スポーツ紙デスク)

 今年2月には松井稼頭央監督、渡辺久信GMの要請で宮崎・南郷の1軍春季キャンプで臨時コーチを務めており、球団との折り合いは悪くない。だが、

「問題はギャラにある」

 と指摘する球界関係者が、一定数いるのだ。というのも、

「マネージメント担当者がそこそこの額を要求している、との噂が絶えません。本人はそこまで金に執着心があるわけではないのですが。なんだか松坂が銭ゲバになったと思われてしまう」(球界関係者)

 イメージに影響が及ばなければいいが。

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