スポーツ

開幕前日に球団は「スタメンも抑え投手も教えず」/プロ野球「選手食いオンナ記者」あの手この手(7)

 関係を持った選手の下半身機密をポロポロと漏らすと同時に、チームの極秘情報を他球団に提供して選手たちから総スカンを食らう。アラサー番記者の小百合(仮名)は在京球団の担当をわずか1年で「卒業」すると、次に異動したのはなんと、古巣の在京球団だった。

 昨年暮れのこと。この球団の関係者は頭を抱えていた。

「小百合が戻ってくるんだって!? いいかげんにしてくれよ。ウチの選手を食いものにする上、情報も流されているんだから、たまったもんじゃないよ」

 今年2月、キャンプ地に小百合が現れたが、大半の選手は距離を置いた。

「小百合ですか? 球団からは『くれぐれも絶対に気を付けるように』って、また注意喚起がありましたよ。いなくなってよかったなと周りと話していたのに、わずか1年で戻ってくるなんて。前の球団でトラブったんでしょうね」(現役選手)

 完全に厄介者扱いされるようになった小百合。首脳陣は頑なに開幕投手を公にしなかった。

「全ては小百合が他球団に情報漏洩していることを、球団関係者から耳打ちされていたからです。開幕前日になってもスタメンはおろか、抑え投手の名前も『内緒です』と煙に巻く徹底ぶり。同業他社の記者からは『仕事にならない。どうしてくれるんだ』と憤る声が聞かれました」(スポーツ中継スタッフ)

 そして3月29日、プロ野球開幕。あれから1カ月以上が過ぎた。本拠地で、遠征先で、小百合は古巣の球団関係者に接触しては、担当する在京球団の情報を今でも漏洩させているのだと、複数の関係者が認める。新卒当初から小百合を知る同業者が語る。

「オンナを武器にした期間が、あまりにも長かった。本当は足で稼いで話を聞いて執筆するのが筋なのに、楽をしすぎましたね」

 魑魅魍魎となった小百合に、目を覚ましてほしい。選手、関係者、仕事仲間はそう願っているのだが…。(おわり)

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
2
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
DeNA大型新人・渡会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
4
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
5
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」