エンタメ

三浦貴大、西島秀俊…アラサー女子を胸キュンさせる少女マンガ実写映画2015

20150305nishijima

 2014年は、少女マンガ原作の映画が注目を浴び続けた1年だった。たとえば渡辺あゆの人気作品「L・DK」を剛力彩芽&山崎賢人が、また葉月かなえの「好きっていいなよ。」を川口春奈&福士蒼汰が、紡木たくの「ホットロード」を能年玲奈&登坂広臣が、それぞれ実写版に主演。特に「ホットロード」は興行収入25億円超のヒットとなった。

 この少女マンガ実写化ブームは、2015年も続く見込みだ。と言っても、2014年の作品はティーンエイジャーの恋物語が多かったのに対し、今度はオトナの恋バナが多め。昨年放送の少女マンガ原作ドラマ「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系)が世のアラサー女子たちのハートをつかみ、最高視聴率17.3%を記録したように、今年は30代前後の女性が自分自身を投影しながら楽しめる作品が続々登場するのだ。

 たとえば、現在公開中の「繕い裁つ人」(池辺葵原作)は小さな洋裁店の2代目の店主・一江を中谷美紀が演じ、三浦貴大演じる百貨店企画部の社員・藤井との淡い恋物語が展開される。また、2月に公開された「甥の一生」(西炯子原作)は、仕事をやめて田舎で暮らす元キャリアOLと50代の大学教授との恋愛を、榮倉奈々と豊川悦司が熱演。

 ほかにも、真木よう子主演の「脳内ポイズンベリー」(水城せとな原作)や、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹の役を演じる「海街diary」(吉田秋生原作)などにも、早くも期待の声が上がっている。

 それにしてもなぜ、今になって「少女マンガ原作映画」にアラサー女子たちが注目しているのか? そのキッカケは「L・DK」で注目された「壁ドン」のようだ。少女マンガに詳しいライターに聞くと、

「壁ドンが流行ったことで、恋愛マンガのワンシーンのような非日常的なシチュエーションが注目され、再び憧れを抱く女性が増えたんです。でも、最近の生身の男性は、そういうロマンチックな言動をカッコ悪いとして避ける傾向にありますよね。だから余計、少女マンガに理想を求めるようになるのでは」

 ネット上で女性たちの声を拾ってみても、

「『甥の一生』の足キスシーンに興奮した。トヨエツみたいな50代と出会いたい!」

「西島秀俊のメガネ姿を堪能できる『脳内ポイズンベリー』が楽しみすぎる。年下男子と年上男子に挟まれる贅沢な三角関係、うらやましい」

「福士蒼汰目当てに少女マンガ原作映画を見てたら、すっかり少女マンガにハマった」

「『繕い裁つ人』はゆったりとした世界観に包まれながら、見ているうちに自分もじわじわと三浦くんのことを好きになっていくのが心地よかった」

 と、すっかり夢見心地になっている様子。

 現実の恋がうまく行かない人も、理想の恋愛ストーリーを見つけることで、甘~い感情に浸ってみてはいかが?

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
中田翔と山川穂高「投手がビビるのはどっちのスラッガーか」山﨑武司がズバリ判定
2
息子の一生の汚点になる!〝悪事のデパート〟水原一平が砕いた少年の夢に母親が絶句
3
前園真聖が恐れおののいた「元日本代表MF」との「すごい怖かった寿司屋会食」
4
「巨人・大城卓三はFA宣言して巨人を出ていく」高木豊の見解を後押しする「阿部監督の起用法」と「契約」
5
【神秘の大騒動】近づくと電子機器や衛星電話が使用不能に…バルト海に沈む「円盤型物体」はUFOか遺跡か