スポーツ

“甲子園スター”たちの流転人生!「斎藤佑樹」

20150820a-2

 かつて甲子園のスターと騒がれ、今も語り継がれるドラマを作ったスーパー高校球児たち。その後、華々しくプロへと身を転じると、ある者は栄光を勝ち取り、またある者は壮絶な流転人生を送ることになる。夏の高校野球が白熱する今、名だたる元球児の生き様と今を追跡調査した。

「ハンカチ王子」の愛称で女性ファンをトリコにした早稲田実業の斎藤佑樹(27)は、今から9年前の甲子園決勝で駒大苫小牧の田中将大(現・ヤンキース)と対決。劇的な引き分け再試合を経て、優勝旗を手にしたのだった。

 その後、早大を経て日本ハムにドラフト1位で入団。だが、ハンカチフィーバーとは裏腹に、プロ5年での通算成績は13勝17敗(8月7日現在)と、芳しくない。球団関係者が声を潜めて明かす。

「実は今オフに向けて、日本ハムと巨人の間で斎藤のトレード話が浮上しています。今季の斎藤は4月に先発登板した2試合で打ち込まれ、二軍降格。6月に昇格し、中継ぎで5試合に登板しましたが、再び二軍落ちした。正直なところ、もう頭打ち状態で、中継ぎか敗戦処理でしか使えない。それでも一軍で投げさせるのは、トレードを見据えてのデモンストレーションであり、『商品見せ』。斎藤自身、中継ぎでやっていく気がないため、引退かトレードかを選択せざるをえなくなる」

 巨人と日本ハムは6月10日に、須永英輝(29)、矢野謙次(34)⇔矢貫俊之(31)、北篤(26)という2対2のトレードを成立させている。

 だが、そんな「悪条件」の斎藤に、なぜ巨人が触手を伸ばすのか。球団関係者が続けて説明する。

「それはズバリ、ネット記事の人気です。斎藤のことを書いた記事がネットにアップされると、ものすごいアクセス数を稼ぐんです。それは例えばイチローやマー君などの比ではなく、西武・秋山翔吾が32試合連続安打を記録した時の記事よりもはるかに上。日本人選手ではダントツと言っていい。読売新聞やスポーツ報知などをグループ会社に持つ巨人は、そこに注目したんです」

 トレードの際の巨人の交換候補には、中井大介(25)や村田修一(34)などの名前があがっているという。

 斎藤にはもう一つ、「お誘い」が舞い込んでいる。スポーツキャスターだ。

「テレビ朝日が栗山英樹監督(54)経由で、ひそかに打診をしたとの噂を耳にしました。栗山監督は過去にテレ朝のキャスターを務めていた関係で、テレ朝にOBの稲葉篤紀氏(43)を送り込んだ。もし斎藤が引退後にキャスターになる場合、ポスト栗山の一人と言われる稲葉氏が指導者になるなどして、降板してからになりますが」(テレ朝関係者)

 怪物スラッガー、清宮幸太郎(16)が注目を浴びる早実の、甲子園での戦いぶりを見ながら、斎藤はみずからの行く末に何を思っているのか──。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA大型新人・渡会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
4
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」
5
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」