芸能

テコ入れ脚本家も不発!井上真央“大河初主演”を台無しにした制作現場の迷走

20150903inoue

 井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が9月6日放送の「高杉晋作の遺言」から明治編に突入する。これに伴い18話まで脚本を担当していた大島里美氏、宮村優子氏、金子ありさ氏の3人体制から脚本家は小松江里子氏が務めることになった。

 実は「花燃ゆ」には原作がなく、スタート時は大島、宮村の両脚本家が1話づつ交互に担当していた。これは大河史上初の試みだった。

 しかし、初回こそ16.7%とまずまずの船出だったが回を追うごとに数字は低迷し、とうとう15話は9.8%と1ケタ台にまで落ち込んだ。このテコ入れのため映画「電車男」や「ヘルタースケルター」で知られる金子氏が加わり、28話「泣かない女」から大奥編が始まることで“視聴率回復”が期待されたが、11%をわずかに上下するに留まった。

 これに対し芸能ジャーナリストは「問題は脚本にある」と話す。

「『花燃ゆ』は当初から“誰が主役なのかわからない”との意見が多かった。幕末から明治にかけて活躍した高杉晋作や桂小五郎などが登場しますが、肝心の主人公・久坂文は吉田松陰の妹というだけ。実際には素晴らしい影働きをしたんだろうけど、いま一つ伝わってこない。つまり、脚本に描き切れていない。中心がブレているんだと思います」

 スタート時は井上の代表作と言える「花より男子」に掛けて「『花男』の大河版」と期待されていたのだが‥‥。井上にとって初の大河主役だった作品だけに残念でならない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
2
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
3
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
4
広島・新井良太2軍コーチ「地元女子アナと結婚」までの「夜の歓楽街」寂しい活動
5
「昔のヒット作」新シリーズが日本ではもうウケなくなったワケ/大高宏雄の「映画一直線」