白土三平原作の古典的名作コミック「カムイ外伝」(09年)を松山ケンイチ主演で実写化した。ヒロインには菊地凛子を予定していたのだが──、
「ケガをしたため菊地が降板し、代わりに松ケンと同棲中だった小雪が出演しました」(映画記者)
代役のほうが格上という何とも珍しいケース。ただ、この撮影の直後に2人は「同棲解消」が伝えられ、無念の降板だった菊地は翌10年の「ノルウェイの森」で松ケンとの共演を果たす。
流れ的には小雪から菊地に乗り換えそうだが、松ケンは11年に小雪と結婚。さらに第三子の妊娠も発表したばかりで、菊地のケガが松山家の繁栄までアシストした形であった。