スポーツ

プロ野球”ストーブリーグ”を騒がす球界スキャンダル爆弾「中畑監督の後任探しで揺れるDeNA」

20151022c

 CSへと突入したプロ野球は日本シリーズ出場に向けた激戦が繰り広げられる一方で、スキャンダルや内部抗争に見舞われるチームが続出。CSそっちのけでストーブリーグの様相を深める「爆弾情報」の数々を、一挙に公開する。

 DeNA・中畑清監督(61)が電撃辞任──。

 球宴期間中、南場智子オーナー(53)から続投を打診されるも、保留していた中畑監督。この時点で首位ターン、しかも観客動員は右肩上がりとくれば、オーナーの続投要請も当然だった。だがその後、成績は急降下し、まさかの最下位でシーズンは終了。それでもファンやメディアからの中畑解任論は出ず、主催43試合で大入り満員を記録するなど観客動員は増えていたため、続投を前提に、高田繁GM(70)と来季の組閣人事に入っていた。

 ところが9月30日に行われた中畑監督、池田純球団社長(39)、高田GM、吉田孝司編成部長(69)の首脳会議が決裂。中畑監督は辞任を表明した。中畑監督が求めた新コーチ人事が拒絶されたからだ。球団関係者が明かす。

「中畑監督は楽天を辞任したデーブ大久保監督(48)を入閣させようとしました。巨人コーチ時代からかわいがり、師弟関係にあるからです。その知識と熱血指導を買い、打撃コーチ、あるいはヘッド格で入閣させたかったようですが、高田GMから反対された。『最下位チームの監督を最下位チームが迎え入れるのはどうなんだ』『指導法には賛否があるぞ』というのが理由でした。これに対し、中畑監督は『続投しても来年が最後。やりたいようにやらせてもらえないなら辞める』とまで言いましたが、高田GMは折れない。『じゃあ、辞めます』と意地を通したのです」

 組閣トラブルでケツをまくった形の中畑監督は退任会見で「もう一度チャンスがあるのであればトライしてみたい」と再登板への意欲を隠さず、「また会おう」とファンに手を振るなど、含みを残している──。

 さて、肝心の後任は誰になるのか。OBであり、今年オリックスで巡回アドバイザーを務めたアレックス・ラミレス氏(41)、同じくOBのロバート・ローズ氏(48)、番長・三浦大輔(41)の投手兼任案に加え、古田敦也氏(50)、桑田真澄氏(47)、まだ去就不明な巨人・原辰徳監督(57)の横滑り就任案までが浮上。ただ、旧横浜色の強い佐々木主浩氏(47)の名前は不思議と出ていない。

「旧横浜色の強い人より、若い新鮮な人を好む傾向にありますね。DeNA最初の監督オファーはソフトバンク・工藤公康監督(52)の投手兼任案でした。結局、コーチ人事で衝突してご破算となったのですが、その路線でいけば、三浦兼任監督が最有力でしょう。古田氏は南場オーナーの人脈につながっていますが、招聘にはスタッフも含めてお金がかかるのがネックです」(スポーツライター)

 また、池田社長は人気だけでなく、勝てる可能性のある指導者を求めている。

「そう考えると、実績のないラミレスも難しいのでは」(スポーツ紙デスク)

 誰に白羽の矢を立てるのか。激震はまだ収まりそうにない。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」
2
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
3
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
4
メッツ「藤浪晋太郎はもう使えない」現地メディアが見放しても「引き取り先なし」の絶望的惨状
5
「3年目の浮気」がモラハラで「天城越え」は殺人予告だって!? 昭和の名曲を愚弄する「芸のない番組」を見た