徐々に内幕がつまびらかになってきたSMAP解散問題だが、21日発売の「週刊文春」でも「SMAP裏切りと屈服 ジャニーズ首脳実名告白」と題された特集記事が組まれている。
そこには、瞬間視聴率37%を超えた「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の生出演謝罪放送の舞台裏、渦中のマネージャーであるI女史の生い立ちにまで言及した記事が掲載されている。
その中で、ファンならずともひと際目を引いた一文があった。SMAPの面々がなぜ独立を目論んだかを分析するなか、決して待遇面の不満ではないと言及された部分だ。
「中居正広の預金通帳を見たことのある芸能関係者が、『ゼロが十個並んでいた』とコメントしているのです。単純に考えて、ゼロが十個なら低く見積もっても100億円。あれだけの人気者ですから、近年の年収は3~5億円はいってるだろうとは推測していましたが、100億円とは‥‥。国民的アイドルの稼ぎっぷりに言葉が出ませんでしたね」(女性誌記者)
SMAPがいくら人気者とはいえ、楽曲のコンポーザー(作詞・作曲)ではないだけに印税はグループでの歌唱印税のみ。しかもコンスタントにCDをリリースしているわけではないので、毎年それほど巨額にはならないはずだ。すると、あとはバラエティやツアーのギャラ、つまり彼らならジャニーズ事務所からの給料ということになる。
「金のあるところに金は生まれると言いますが、おそらくあれだけの著名人。芸能仲間などから投資などのアドバイスを受けて増やしていることはおおいに考えられますね。他の4人も同じくらい持ってるかもしれません。しかし、貯金が100億あっても独立を決断できないのは、何か自由にできない理由があるのでしょうか」(前出・女性誌記者)
この中居のトンデモない懐事情に「SMAPはお金に代えられない」と綺麗ごとに終始するファンもいるが、「マジでビビッた」「それだけあれば仕事を失っても怖くないだろうに」「解散して事業でも始めるべき」と、世間の多くは首をかしげるばかりだ。
それにしても、庶民は貯金通帳に100億円以上もの金額が記載されているタレントの行く末をいつまで心配しなければならないのだろうか?
(金子良太)