この妖しい関係に割って入るのが、老作家の昔の女であり、幽霊の姿で登場する真木よう子だ。
三角関係に陥る恋敵を演じた二階堂と真木だが、互いの心象を打ち明けると、しだいに打ち解けていく。
男に無理やり腕時計を奪われた際にできた真木の手首の傷を憐れんだ二階堂は、
「あたいが治してあげる」
と手を取ると、傷口をペロペロと舐め上げる。丹念にはわせた舌先からは、淫靡な音が漏れ響いた。
「おばさま、いいことを思いついた。あたいと友達にならない?」
幽霊であることを理由に尻込みする真木に対し、それでも二階堂が、
「でも、ホカホカ温かいわ」
と食い下がる。すると今度は真木が反撃開始である。舐められた手を伸ばすと、二階堂の胸をモミモミ。
「あなたのおっぱいも温かい」
二階堂のD乳がワシづかみされると、赤ドレスの上からでもクニュリと官能的にゆがむのが見て取れる。
こうなると攻守交代、今度は真木がリードしての巨乳レズプレイの始まりだ。真木はいきなり二階堂の唇を激しく奪うと、そのまま正常位の体勢に押し倒す。さらに馬乗りにまたがった真木は二階堂の首筋に吸いつくと、愛撫の応酬、圧巻の官能シーンに突入するのだ。芸能評論家の織田祐二氏が語る。
「2人の共演は、昨年のドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)以来です。気の強い者同士、相手に負けじとガチのレズとなった。真木が主演映画『ベロニカは死ぬことにした』でヌードを披露したのは22歳の時でした、今年22歳となる二階堂も、十分に意識して撮影に臨んだことでしょう」
濡れ場で定評のある真木に火をつけられた二階堂の熱演は続く。
子供を身ごもりたいと懇願する二階堂だが、老作家に拒絶されてしまう。だが、その思いは止まらない。
老作家が2階に駆け上がると、そこには暗闇の中で一糸まとわぬ二階堂がうつ伏せで寝転んでいる。引き画面ではあるものの、完全なフルヌードだ。真っ赤な布団の上で白く浮き上がった裸身に息を飲む間もなく、老作家の夢の中のシーンなのか、脇から別の若い全裸男が歩み寄ると、二階堂を正常位に向き直らせて覆いかぶさり、重なるのだ。二階堂は男に両腕をきつく押さえつけられたまま、正常位で貫かれるのだった。
今年1月からはバラエティ番組にも進出し、人気の裾野を広げている二階堂について、前出・織田氏はこう断言するのだ。
「14年の写真集『月刊 二階堂ふみ』(朝日出版社)を見るかぎり、尻だけでなく胸にも自信を持っているはずです。その魅惑的なボディをゴチになりたい。『映画の役だったら、いくらでもやります』と発言しているだけに乳首全開で脱ぐのはそう遠い日ではないはず」
こいつは春から縁起がいいぞ!