「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不貞を報じられ、無期限の芸能活動休止中のベッキーに、芸能界からのラブコールが相次いでいる。
2月21日放送の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)では、ベッキーのコーナー紹介役を出川哲朗が務めたのだが、VTRのタイトルを読み間違えるなどカミまくり。この体たらく状態にMCの内村光良が、カメラ目線で「ベッキー! 今ウチはこんな状態だ!」と、画面の向こう側にいるであろうベッキーに投げかけた。すると出川も「ベッキーごめんなさい」とカメラに向けて手を合わせて謝ったのだ。
さらに、同日放送された「人生のパイセンTV」(フジテレビ系)では、スタジオセットの中の大きな赤ちょうちんに「ベッキー」と書かれたものが左右にぶら下がっているのが話題になっている。この日、ベッキーのポジションに登場したのは若槻千夏。かねてから同番組のファンだったという若槻は、登場するや「ベッキーさんの次誰がやるんだろう」と気にしていたら、「事務所の電話が鳴っちゃって。あたし?」と出演の経緯を話した。
なんとなくベッキーの話題をタブー視していた感のある芸能界だったが、ここにきてラブコールとも受け取れる発言や演出が相次いでいるのはなぜだろうか?
芸能ジャーナリストは「復帰への布石では?」と言って、こう続ける。
「内村は先日、イベントでベッキーについて『闘ってると思います』と気遣いを見せ、『ファイトー!』とエールを送った。内村のような大物芸能人がベッキーの名前を口にしたり、レギュラー番組でベッキーの存在を主張することで、復帰しやすい状況を作っているのでしょう」
現場からはベッキー復帰の声が叫ばれているようだが、はたして視聴者がそれを支持するのかはいまだ賛否が分かれるところだ。
(李井杏子)