昨秋放送された「オールスター感謝祭」(TBS系)での企画をきっかけに「ライザップ」のプロモーションに抜擢され、ダイエットに取り組んだ経済評論家の森永卓郎氏。
日々の食事制限とエクササイズにより、わずか5カ月で19.9キロのダイエットに成功。3月2日には記者会見が行われ、森永氏を起用したテレビCMもスタートした。
長らくメタボキャラとして知られていた森永氏の激シェイプ。「ライザップ」の宣伝としても大成功と思いきや、意外な声が関係者から聞こえてきた。
「一部では『期待外れ』とも言われているんですよ」と語るのは広告代理店関係者である。
一体、森永氏のダイエットの何が期待はずれなのだろうか。
「出っ張っていたお腹が引っ込み、ダイエット自体は大成功なんですが、残念なことに顔の雰囲気がほとんど変わってないんです。記者会見に出席した報道陣も『身体だけ痩せていて不気味だった』と言ってましたね」
「あれではCMを観た人に『顔が一緒だったら痩せても仕方ない』と受け取られかねません。『ライザップ』的にも多少の誤算だったのではないでしょうか」
長年、医師から痩せるように促されていたという森永氏。宣伝としては微妙でも、健康には有益だったことは間違いない。
(白川健一)