芸能

フジ渾身の4夜連続ドラマ、「バカリズム脚本」「福山雅治とのコラボ」に失望の嵐

20160311fukuyama

 フジテレビ毎年恒例の4夜連続ドラマ企画が、今年も放送された。3月7日から始まったそのオムニバスドラマのタイトルは「桜坂近辺物語」。脚本を担当したのは、お笑い芸人のバカリズムだ。

 ドラマの舞台はタクシーの中。その車中で起こる様々な人間模様を原田泰造、柏木由紀、勝地涼、生瀬勝久、山本耕史ら豪華日替わり主演陣が繰り広げるのだが、この設定があるドラマにそっくりだと話題になっている。

「バカリズム脚本で物語の舞台はタクシーの車中‥‥このドラマの発表があったときには同局で以前放送した『素敵な選TAXI』の使い回し企画じゃないかと思いましたよ。設定がまるで同じですからね。しかも、この放送のほぼ1カ月後には『選TAXI』のスペシャル版がオンエアされます。最近の視聴率不振にタレントがフジテレビに寄り付かなくなったと言われていますが、いよいよ脚本家まで人材不足になったかと疑いたくなりますね」(芸能ジャーナリスト)

 それだけではない。このドラマは今月19日に一夜限りの復活をする「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”」(ニッポン放送)とのコラボレーション企画という触れ込みで期待が集まったのだが、蓋を開けてみればタクシーの車中に福山のラジオが流れるというだけ。これには視聴者も「なにこの福山宣伝まつり」「福山パートいらねー」「ラジオ収録は何の意味があったんだ」といった不満がネット上に噴出したのだった。

 これには前出の芸能ジャーナリストも「視聴者の言う通り、今回のコラボは単なる4月スタートの福山主演ドラマの番宣と言われても仕方がない」と呆れ顔だ。

 第1話の視聴率は5.8%と、「選TAXI」の平均視聴率10.3%にも及ばない結果に。人材不足なのか、アイディアの貧困さなのか、この様子ではフジの迷走はまだまだ続きそうだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
プロ野球FA戦線「移籍大穴候補」に浮上したDeNA主軸と阪神の代打男「それぞれの動機」
2
【緊急】中日に「異常事態」発生!退団即呼び戻し&指導経験ゼロの「球団広報」がコーチ就任って…
3
「夜の営みが一番うまかったのは誰?」に困惑した熊田曜子が「さらなる直球質問」で明かした大物芸人との関係
4
【今季回顧】中日・涌井秀章「1打席22投球」プロ野球珍記録を江川卓が絶賛「よっぽど冷静なんですよ」
5
山健組・中田浩司組長「殺人未遂事件で無罪判決」にあった「ミスター無罪」の存在