NHKの春の改編で「ブラタモリ」を卒業した桑子真帆アナの出演する新番組「ニュースチェック11」が一風変わっていて、意外な人気を呼んでいる。
いかにもニュース番組というスタジオではなく、ラジオのブースをイメージしたスタジオ内で、桑子アナの後ろには苗字を使った標語のような貼り紙がある。
「く」つろいで
「わ」たしといっしょに
「こ」んやもチェック11
視聴者はツイッターでニュースに突っ込むことができ、桑子アナは気になったつぶやきをそのつど取り上げていく。会見でも「ニュース番組ですが、コンセプトは脱力」と語っていたが、まさにそういう雰囲気の番組だ。
特に威力を発揮しているのが、桑子アナの顔を至近距離から捉えるカメラの存在だ。ネット上でも、「桑子アナ、ドアップすぎて照れますなぁ!」「桑子真帆アナウンサーってこんなかわいかったっけか」「夏場になれば薄着で色っぽいボディを見せつけてくれるのかな?」「今夜も癒やされてから寝ますよ」など、かなり好評のようだ。
至近距離だけでなく、斜め上から撮影するアングルのカメラもあり、桑子アナがカメラ目線になると、身体を斜めにねじって上目遣いでこちらを見るようなポーズになるのも、男性視聴者にはたまらないだろう。テレビ誌記者が語る。
「いい意味でNHKらしくない独特のユルさのあるニュース番組ですね。それが桑子アナにハマっていて、妙に可愛く見える。『ブラタモリ』の流れでファンになった人も見やすい番組です。それに各ジャンルのニュースをコンパクトにまとめて数多く紹介するという内容も忙しいサラリーマンにはピッタリ。こちらの方が男性視聴者層の人気も得られるのでは」
タモリの隣にいなくても、桑子アナの魅力はまったく色あせていなかったようだ。