ついにテレビ復帰を果たしたベッキー。これを契機に今後は少しずつレギュラー復帰を増やしていくと見られている。しかし、今回の復帰については「時期尚早」と拒否感を示す視聴者も少なくないのが現実だ。かつての活躍ぶりを知る芸能ライターは、今のベッキーにはテレビ復帰ではなく、もっとやるべきことがあると指摘する。
「今こそベッキーは熊本地震の被災地に赴き、復旧活動のボランティアに勤しむべき。当のベッキー自身もいち早く被災地に駆けつけたいと思っているはずです。『地震を復帰のネタにするな』という声も出てくるでしょうが、彼女がこれまで行ってきた活動を考えれば、むしろ身を潜めている場合ではないと思いますね」
そのベッキーは、東日本大震災のときも毎週のように被災地を訪れていた。多くの芸能人が炊き出しや慰問活動で現地を盛り上げるなか、彼女は清掃作業を手伝ったほか、高齢者や要介護者のシモの世話も行っていたのだ。女性の長期ボランティアが不足しがちな被災地では、彼女の活動はまさに実践的だったのである。前出の芸能ライターが続ける。
「活動休止中のベッキーなら1カ月でも2カ月でも被災地に留まることができるはず。しかも、彼女は本心からボランティアに志願できるタイプですから、その心意気は間違いなく避難者の方々にも伝わることでしょう。これまでの活動を通してノウハウも持っていますし、その知識と経験を今こそ活用すべきです」
活動休止以来、人前に出ていないのはベッキー自身の意思なのか、それとも所属事務所の指示なのかは不明だ。しかし彼女が本心から被災地の復旧に貢献したいのであれば、それを止める権利は誰にもないのではないだろうか。
(白根麻子)