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「プロ野球セ・パ」覆面フルスイング座談会!(1)長嶋氏も驚いた関係者息子の不祥事

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 オフから野球賭博スキャンダルや大物OBの薬物事件で揺れた今季のプロ野球界は、セ・パともにシーズン中もベンチ裏が騒がしい。まだ交流戦前にもかかわらず、早くもスクープの連打が飛び交うのである。

A(スポーツ紙担当記者) いやあ、驚きました。西武の男性職員が4月4日に警視庁に逮捕され、4月22日に大麻取締法違反(輸入)の罪で起訴されましたよね。これだけでも十分に衝撃的ですが、一つ気にかかるのは、球団がその事実を公表したのが、逮捕から1カ月以上経過した5月11日だったことです。

B(民放局プロ野球中継担当ディレクター) 5月6日に仮釈放された男性職員に対し、翌日の7日に球団側が聞き取り調査を行った。きちんと事実関係を把握したうえで発表したかったという事情ももちろんあるんだろうけど、理由はそれだけではないんだよね。

C(スポーツ紙デスク) この男性職員のO被告ですが、実名を報じたのは一部のみで、ウチを含め大半のメディアが「30歳の男性職員」とまでしか明らかにしなかった。その理由は、このO被告の実父が元プロ野球投手のO氏だからだよ。

D(夕刊紙担当記者) O氏は74年から83年まで現役9年の間に巨人やロッテ、広島でプレー。ただ、現役時代よりも有名になったのは引退後ですよね。93年に巨人の監督に就任した長嶋茂雄氏(80)の専属広報になった。その後、長嶋氏が終身名誉監督になってからも終身名誉監督付き総務部主任の肩書で球団にしばらく残り、「ミスターの横にいる人」として、プロ野球ファンの間でも広く知られていますからね。巨人を退団した今は、野球教室を開いたり、社会人チームのアドバイザーとして活動しているようです。

C O氏はミスターからの信頼も厚く、両者は切っても切れないじっこんの関係だからね。その実の息子が大麻でパクられたとなれば、我々メディアとしては「元長嶋氏専属広報の実子が逮捕!」という見出しを付けなきゃいけなくなる。だから大半のメディアは実名報道を控えたんだよ。

A さすがに長嶋氏もO氏の息子が逮捕、起訴された知らせを受けて相当なショックを覚えているそうです。周囲には「あの子がまさかなあ‥‥」と漏らしていたとか。まあ、そう口にするのも無理はありませんよね。

B このO被告というのはO氏の次男なんですよね。米国でNHKのメジャーリーグ放送業務を手伝う仕事に従事したのち、今年1月に西武へ入って営業部で放送・放映などのメディア担当に配属されていた。球団側は「厳正に処分いたします」と言ってるが、普通に考えれば、まず解雇でしょう。でも、“親とミスターの七光り”がある。コンプライアンスに厳しい西武が、どういう処分を下すのか。我々も注目しています。

C ちなみに、コンプライアンスの面で西武から放出されたともっぱらのロッテ・伊東勤監督(53)と涌井秀章(29)は、チームも好調で高笑いしているとか。

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