芸能

「笑点」に林家三平が“落語界の派閥を超えて”抜擢された本当の理由

20160604hayashiya

 5月29日に生放送された「笑点」(日本テレビ系)の視聴率が、28.1%を記録した。通常から10%後半の高い視聴率を持つ番組だが、司会者の交代や新メンバー追加など、注目度は増すばかりだという。週刊誌記者が語る。

「桂歌丸さんが勇退し、29日の放送では後任の春風亭昇太さんが初めて司会を務めました。また、新メンバーに林家三平さんが加わり、『24時間テレビ』(8月27、28日放送予定)のチャリティーランナーを林家たい平さんが務めることが発表されるなど、話題が目白押しでしたね。時代劇などがなくなっていくなか、老若男女が一緒に楽しめる同番組は日本のテレビにとって貴重なコンテンツとなっています。視聴率はもう少し落ち着いてくるとは思いますが、これからも人気は続いていくでしょう」

 新加入となった林家三平は45歳。起用理由を日本テレビは「今までにないキャラクターと、40代という若さ」と説明するが、テレビ局関係者によると、どうもそれだけではないようだ。

「落語界にはいくつか協会があり、『笑点』は、落語芸術協会(芸協)から歌丸さん、小遊三さん、昇太さん。落語協会から木久扇さん、たい平さん。円楽一門会から好楽さん、圓楽さんと、ここ数年、各協会の微妙なバランスで成り立っていました。

 以前、先代の圓楽さんの後に昇太さんが入りましたが、圓楽一門会と芸協は交友関係にあるので分かります。でも今回、芸協の歌丸さんの後に落語協会の三平さんが入ったのは違和感がありますね。では、なぜかというと、スポンサー問題です。三平さんの林家一門は先代の三平さんの頃から後援する企業や資産家がたくさんついています。それも影響しているでしょう」

 各テレビ局でスポンサー探しは重要課題になっている昨今。本当の起用理由はどうあれ、「笑点」を何十年先も続けるためには必要なことだったようだ。

(長谷部葵)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
2
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
3
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
4
広島・新井良太2軍コーチ「地元女子アナと結婚」までの「夜の歓楽街」寂しい活動
5
「昔のヒット作」新シリーズが日本ではもうウケなくなったワケ/大高宏雄の「映画一直線」