芸能

天才テリー伊藤対談「冠 二郎」(1)実は2年後に引退を考えていました

20160714m

●ゲスト:冠 二郎(かんむり・じろう) 1944年、埼玉県生まれ。高校卒業後、作詞家の三浦康照氏に弟子入り。67年「命ひとつ」で歌手デビュー。77年、みずからも出演したドラマ「海峡物語」(テレビ朝日)の主題歌「旅の終りに」が初の大ヒットとなる。92年リリースの「炎」は「アイ、アイ、アイライク演歌」の一節が人気となり、「ネオ演歌」「アクション演歌」などの名称で若者からも支持される。92年、93年、95年と計3回NHK紅白歌合戦に出場。また、ユニークなキャラクターで数々のバラエティ番組にも出演。09年、埼玉県秩父市の観光大使に任命。今年3月31日、31歳年下の一般女性と入籍し、5月26日に大宮八幡宮にて挙式した。

「♪アイライク演歌」の強烈なフレーズが印象的な「炎」で大ブレイク、そのパワフルなキャラクターで、演歌界に独自のポジションを築き上げた冠二郎。今年3月には、なんと31歳年下の女性と電撃結婚。「この出会いは運命だった」と、親友である天才テリーに大激白!

テリー 今日は会えるのを楽しみにしてたんですよ!

 いやあ、俺もです。長いつきあいなのに、ずっとテリーさんのこと、だましていてすみません(苦笑)。まず去年は、年齢詐称でお騒がせしまして。

テリー アハハハ! お互い同い年だということで、こっちも「冠!」なんて呼び捨てにしてたのに、急に5歳も先輩になっちゃったんですよね(笑)。

 ホントに恥ずかしい。

テリー もう気にしないでくださいよ。今日は、それよりもっと聞きたいことがあるんですから!

 今年もお騒がせしちゃいましたからね。

テリー そうですよ、31歳も年下の女性と結婚されたなんて、ズルいじゃないですか。おめでとうございます!

 ありがとうございます。自分でもビックリしているんですよ(笑)。

テリー こんな夢みたいな話あるんですね。奥様とは、どんな出会いをされたんですか?

 今年の1月24日に、熱海で公演を行ったことがきっかけですね。

テリー ということは、奥様は熱海の方?

 ええ。ただ熱海は実家で、本人は都内で歯科衛生士をしています。当日の公演の関係者に知り合いがいて、東京から裏方の手伝いに来てくれたらしいんですよ。

テリー へえ、それは熱心ですね。

 それで公演前に関係者から「冠さん、大ファンの若い子がいるんだけど、会ってくれる?」と言われて、彼女が楽屋に入ってきたんですが、対面した瞬間、「あれ、どこかで会ったことある?」と思うぐらいの親しみが感じられて。

テリー ビビッと来ましたか!

 そうなんですよ。マネージャーに言わせると、その時の俺は相当オロオロして、舞い上がってたみたいですけど(笑)。

テリー ハハハ、冠さん、いい大人なんだから頼みますよ。

 でも、俺は71歳まで独身だったじゃないですか。このまま結婚しないで一生を終えるんだろうな、と思っていたんですよ。もちろん縁談の話もあったり、男の欲望もたくさんありましたけど、この仕事をやっているかぎりは女性関係はキレイにしようと、これまでやってきましたから。

テリー その気持ちが揺らぐほどの衝撃だったと。

 ええ。実は俺、一人暮らしにも疲れたし、何となく仕事にも力が入らないし、2年後ぐらいに引退しようと思っていたんです。そこに40歳を迎えて、髪を切って人生を変えようと思っていた彼女が現れた。

テリー まさに運命的な出会いだったと。

 しかも、俺は彼女とその時が初対面だと思っていたんですけど、実は俺と彼女は32年前にも会っていたんですよ。

テリー え、それはどういうこと?

 その頃、やっぱりディナーショーで熱海を訪れていて、その時に8歳の彼女がたまたま俺を見かけたらしいんです。立ち襟のシャツから胸毛が見えていたのが、小学生の彼女にはすごく印象に残っていた、と。

テリー 冠さんみたいな立派な胸毛の男性は、日本人にはなかなかいませんから(笑)。しかし、奇妙な縁ですねェ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
2
落合博満が「ありうるよ」と言うセ・パ交流戦「全12球団9勝9敗で優勝チームなし」の異常事態
3
トレバー・バウアー「メジャーリーグに動きなし」で「DeNA復帰」Xデーは交流戦明け
4
DeNA筒香嘉智の逆転本塁打を「美談にするな」!江本孟紀が異論「アメリカで成功しなかった人が…」
5
藤浪晋太郎「負傷者リスト入り」の「理由隠し」で駆け巡る「不穏なウワサ」