このほど芸名を「のん」に改名し、再出発することが明らかになった能年玲奈。洗脳騒動以降、独立や引退説まで出た彼女だが、これで心機一転、新たなスタートを切った。能年は「週刊文春」の取材で、その意気込みを次のように語っている。
「洗脳報道もそうですけど、いろんな言葉を浴びて対峙することで、自分が成長できたんじゃないかなって今は感じています。(中略)何かに囚われるよりも、面白い事をしようという風に気持ちを切り替えられるようになりました」
このコメントから、能年の前向きな気持ちと、これからの希望が読み取れる。
そして、「のん」改名にあたり、芸能界でも様々なコメントが上がっている。お笑い芸人の土田晃之は、7月17日放送のラジオ番組「土田晃之の日曜のへそ」で、「前の事務所を辞めちゃったんですね。事務所との兼ね合いも、色々あったんでしょう。加勢大周さんの坂本一生問題と一緒でしょ」とコメント。また、爆笑問題・太田光も同日放送のラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」で、能年の改名について「いいよね」と好意的に受け止めつつ、「今は“能年ちゃん”って言っているから、ちょっと違和感あるかもしれないけど、定着したら、“のんちゃん”って良いんじゃないかなって思うけどね」と感想を述べている。
様々な憶測や意見が飛び交うなか、ネットでは能年が所属していた元事務所にも非難が殺到。「仕事も名前も奪うとか酷過ぎる!」「いい加減能年ちゃんを解放してやれよ」「どこまで意地の悪い事務所なんだか」と、長期間に渡り能年を干しただけでなく、名前まで奪ったと厳しい意見が上がっているのだ。
しかし、この改名騒動によって得した芸能人もいるという。
「ニックネームが『のん』の辻希美は、能年の改名によって収入がアップすると噂になっています。というのも、辻のブログのタイトルは『のんピース』で、『のん』で検索すると、彼女のブログが引っかかる。かつてブログで月収500万円稼いでいると言われていたのですが、最近収入が減少気味だった。それが能年の改名により“のん”の検索件数が大幅にアップ。そこで辻のブログへのアクセスも増えるのではと期待が高まっているのです」(事務所関係者)
能年の改名が、こんなところにまで余波を及ぼしているとは‥‥。“洗脳騒動”、“独立騒動”に続きこの“改名騒動”。はたして、「のん」は無事、定着するのだろうか。