スポーツ

広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(2)MVP争いは新井が一歩リード?

20160922z

C レジェンド黒田博樹が日米通算200勝を達成したシーズンでもあったけど、MVPが誰になるか、混沌としているらしいですね。打点王確実の新井貴浩か、守備貢献も含めた菊池涼介か、「神ってる」の鈴木誠也か、はたまたエースとなった野村祐輔か。野村謙二郎前監督は菊池を推している。MVPは野球担当経験5年以上の記者による投票ですが、関西の記者票を集めているのが、元阪神の新井。トラ番記者たちがこぞって入れるみたいです。

A 各社のトラ番記者は、新井の豹変ぶりに驚いているよ。

B だって戦力外になった人間が打点王でしょう。とにかくインサイドを攻めて、外か低めに落ちる変化球を投げれば、くるんくるん空振りしていた穴だらけのバッターだった。ところが、右打ち、センター返しを心がけて、みごとなバットコントロールと体の残しで、どんなボールにも対応するんだから。阪神のコーチも「過去のデータが通用しない」と嘆いていた。

D 阪神時代は金本監督のイジられキャラで、とにかく目立つことを嫌がっていた。取材も大嫌いで逃げまくっていたしね。でも、今ではチームの中心人物で、松山竜平や菊池らも新井に心酔している。イジられているが、金本のイジメのようなイジられ方じゃない。愛されている証しですよ。マツダスタジアムは構造的に、負けた試合では選手に話が聞けないんだけど、新井は「こういう試合で対応するのが4番の役目」と、ロッカーに消えずに報道陣に神対応するから、それをたまたま見たトラ番記者は口アングリだよ。

A 阪神では「新井を出したのは誰だ?」と犯人探しが始まり、責任問題になっているらしい。ゴメスの重用で新井の出番がなくなったわけだけど、ゴメスは今季でクビ濃厚だからね。

B 新井は「夜のリーダー」でもありますね。

D 昔のカープは広島の繁華街・流川で主力選手が飲み歩き、翌日、広島市民球場で試合に負けると「(山本)浩二! 昨日、一緒に流川を歩いとったのはどこの女や!」とヤジが飛ぶのも常だった。豪傑も多かったしね。でも今は、流川で「新井を見た」「黒田を見た」なんて話を聞かない。

C 選手が品行方正になったし、賢くなった。新井がキクマルの2人や鈴木ら若手を誘って食事に出たり飲み歩くのは、遠征先の東京がほとんど。新井、黒田、石原慶幸の仲よしトリオでもよく飲んでいるようだけど、たいてい遠征先だよね。

D 黒田に関しては、担当記者の間で「タブー」があるみたいだね。

C 「引退問題」です。この話を聞くのはシーズンが終わるまでタブーになっている。今回、スポニチが黒田の優勝手記を取ったけど、その部分は触れていません。

D で、どうなるの?

C 引退してアメリカに住む家族のもとに帰るのではないか、という見方が大半。ギリギリまで結論を引き延ばすでしょうが、現役を続行したら逆にサプライズです。

<座談会参加者>

A=スポーツ紙デスク B=テレビ局スポーツ報道担当 C=カープ担当記者 D=球界OB

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「キスしてる?」質問にフジテレビ・井上清華が衝撃「赤面もじもじ返答」の「まさか!」
2
岡田監督と不協和音!阪神・佐藤輝明「怒りの2軍落ち」で問題視された「試合に向かう姿勢」
3
ロッテ・佐々木朗希「日本ハムに3対1の電撃トレード」謎の投稿が激論に!
4
広島・新井良太2軍コーチ「地元女子アナと結婚」までの「夜の歓楽街」寂しい活動
5
「昔のヒット作」新シリーズが日本ではもうウケなくなったワケ/大高宏雄の「映画一直線」