スポーツ

史上最弱「侍ジャパン」内部崩壊で原辰徳が“新監督立候補”?(3)原氏が代表監督復帰を目論む理由

20170202g

 1月10日、客員教授を務める国際武道大で講義を行ったあと、報道陣から今年のキャンプ訪問について聞かれた際、原氏は巨人のキャンプを訪れることを否定したにもかかわらず、「WBCのほうには行きたい。『同じ空気』を吸っておきたいと思っているから」と発言している。スポーツ紙デスクによれば、

「巨人監督を辞めて以降、報道陣の前で幾度となく、東京五輪での代表監督復帰への意欲をほのめかしています。そもそも原氏は、現役時代に腰掛けで巨人に移籍し、主将という立場を投げ出してFAで出ていった小久保監督にいい感情を持っていない。キャンプ視察は激励ではなく、お手並み拝見という立ち位置で、要はプレッシャーをかけに行くようなものです」

 読売グループ関係者も、

「一昨年、『退任』という名の『解任』直後、原氏は親しいメディア関係者と共謀しDeNAに監督就任を売り込みました。その動きを察知した巨人サイドは高田繁GMに連絡し、『まさか獲らないでしょうね』と念押ししたうえで、『口止め料』の意味合いで球団特別顧問という肩書を与えたんです。そうした因縁があるだけに読売グループ本社の山口寿一社長、堤辰佳GMらが不快感を示し、原氏との溝は深刻化しています。そもそも球団特別顧問なのに、同じ宮崎での侍ジャパンのキャンプには顔を出して、巨人には行かないということがそれを物語っています」

 となれば、原氏は代表監督に復帰すべく邁進するだけだが、有力候補は原氏だけではなかった。

「侍ジャパンの王貞治特別顧問(76)のラインでは、元ソフトバンク監督の秋山幸二氏(54)、侍ジャパンに影響力を持つ日本ハムのラインで栗山英樹監督(55)、NPB事務局のラインでは、かつて侍ジャパンで主将だった宮本慎也氏(46)、テレビ局ラインからは元ヤンキースの松井秀喜氏(42)、アテネ五輪の代表監督だった中畑清氏(63)の名前が出ています」(球界関係者)

 さらに、この5人に加えて「ウルトラC」もあがっている、と明かすのは、NPB関係者である。

「監督の決定はNPB、コミッショナーがすることになっていますが、バックには読売、つまり最高権力者の渡辺恒雄氏(90)が控えている。その渡辺氏が監督として最も評価しているのが、1月いっぱいで中日GMをクビになる落合博満氏(63)なんです。裏で強い発言力を持つ渡辺氏が『原がダメなら落合でいいじゃないか』と言えば‥‥」

 光明乏しい泥舟ジャパンの宮崎キャンプは、2月下旬からスタート。その視線は本大会ではなく、「WBC後」に向けられている。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
DeNA大型新人・渡会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
2
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
3
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
4
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」
5
ラモス瑠偉「W杯惨敗サッカー日本代表コキ下ろし」に抗議電話15万5000件/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」