「最近、日本のファンに対して、ちょっとどう接していいかわからなくなってきちゃった」とのコメントで始まった人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル、Takaのインスタグラムが波紋を呼んでいる。
最新アルバム「Ambitions」がオリコンチャートで1位を獲得した“ワンオク”は、海外公演も積極的にこなしているが、あくまで人気の基盤は日本国内。そんな自国の熱狂的ファンが海外公演にも押し寄せていることを本人は「我慢の限界を迎えそう」と立腹しているのだ。
「朝、バスから降りると日本人が携帯片手に写真を撮ろうと待ち構えている。Takaいわく、ポケモンのような扱いだと。この表現はなるほどと思いましたが、ご飯もゆっくり食べられない、外の空気もロクに吸えないと本人は悩みを打ち明けています。確かに海外でもそんな状態が続けば、憂鬱になるのもわかります。だから、そういう行為は謹んでほしいというだけの書き込みなら、ファンも納得したのでしょうが‥‥」(音楽ライター)
ところが、書きながら感情がヒートアッップしたのだろうか、かなりよけいなことまで書いてしまった。
「そうしたポケモン扱いするファンに『近くで見れて嬉しいだろうし』と、いきなりの上から目線。さらに、海外公演で席に陣取る日本人ファンに対し、『最前列はいつも同じ景色』と不満を綴っています。そして、自分たちが海外でライブする意味を考えてほしいとまで‥‥。言ってしまえば、海外にまで来る熱狂的日本人ファンは邪魔なだけで、バンドの成長を妨げているという言い分です。言いたいことはわかりますが、プロがお金を取ってライブをやる以上、ファンが頑張って最前列に陣取ることは何ら悪い行為ではありません。撮影行為はともかく、ライブに関することはTakaの勝手なイチャモンにすぎない」(前出・音楽ライター)
このTakaの吐露にはファンもあ然。ネット上では「ファンを景色? そんな考え方にドン引きした」「どう接していいのかわからなくなったのはファンのほう」「なんだ、この大物気取りは?」といった罵声が溢れた。
人気絶頂の今は、この程度の書き込みでファンが激減することはない。しかし、“最前列の景色が変わった”時に人気が凋落していることに気がつくのだろう。
(平山リン)