芸能

方向転換に視聴者が激怒!?「水曜日のダウンタウン」人気急落のワケ

 7月5日に放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の視聴率が、6.9%だったことがわかった。同番組ではこの数カ月、視聴率が激減しているという。

「これまで数々の名企画を生み出してきた『水曜日のダウンタウン』ですが、最近は『子供にもしも天使の声と悪魔の声が聞こえてきたら?』や『パパ芸人、自分の子供笑わせ王決定戦』といった、明らかにファミリー層を意識した企画が急増し、視聴率も低迷。SNSや番組ファンの集まるネット掲示板では『モニタリングみたいな企画はいらない』『スタッフが変わったのかと思った』『なぜこんな温い企画を?』と辛辣な声が殺到しています」(テレビ誌記者)

 そんな同番組は、5月には平均視聴率10%超えを3回記録していたものの、6月28日には7%まで低下。裏で放送されているバカリズム、劇団ひとり、澤部佑、カズレーザーらがMCを務めるバラエティ番組「良かれと思って!」(フジテレビ系)が、放送11回目にして視聴率7.1%を記録し、初めて逆転される事態となっている。

 その逆転劇の背景には、TBS上層部の意向が働いている可能性があるという。

「7月5日に行われたTBSの定例会見にて、武田信二社長は同番組の話題を取り上げると、ファミリー層にも人気があると強くアピールしていました。おそらく制作側は、上層部からもっと幅広い層を取り込めるような企画を作るよう、要請されている可能性があります。しかし結果的に、これまで番組を見続けてきたコアな企画を好む視聴者が反発しており、番組離れに結びついているのです」(前出・テレビ誌記者)

 番組内でMCの松本人志はかつて「この番組、BPOに狙われてるから」と発言している。それだけに今後も、ファミリー向けの企画が増えていくことになるのかもしれない。

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