芸能

歴代「アナパン」シリーズ“10人”の今を徹底追跡!(1)“救世主・久慈暁子”は全てが特別待遇

 フジテレビの歴代“エース候補”と期待される新人女子アナが担当してきた深夜番組「アナパン」シリーズ。7月4日より、今春入社したばかりの新人アナが10人目のMCを務める「クジパン」がスタートした。思えば、巣立っていった先輩たちはその後、そろって大活躍を続けていたんだっけ‥‥!?

 17年前に放送された、千野志麻(39)の「チノパン」から数えて「クジパン」は10シリーズ目。永島優美アナ(25)の「ユミパン」以来、2年3カ月ぶりに番組を復活させた。

 久慈暁子アナ(22)は学生時代にモデルとして活躍、旭化成のCMに出演するなど華麗な経歴の持ち主。今年最注目の新人女子アナは現場でも話題の中心にいる。同局の男性社員が語る。

「彼女は“フジテレビの救世主”と呼ばれているんですよ。実は日本テレビからも内定が出ていて、視聴率が好調の日テレに行くと思われていたんです。ところが、低迷ばかりがささやかれるウチに入ってくれた。入社が決まった瞬間から『クジパン』のスタートは確実視されていましたね」

 彼女には華麗な経歴に加えて“球界の至宝”とのコネクションもある。

「久慈アナは日本ハム・大谷翔平と岩手県奥州市の同郷で、モデル時代にイベントで同席するなど、以前から面識があるんですよ。それで『いずれはスポーツ番組のMCに』と嘱望されているんです」(芸能記者)

 大きな強みとなる大谷とのコネクションだが、一方で摩擦も生まれていた。

「入社早々の彼女が持ち上げられるせいで、長らく『すぽると!』のMCを担当し、現在は土曜の『スポーツLIFE HERO’S』を担当している宮澤智アナ(27)がご機嫌斜めなんです。宮澤には、フジのスポーツ番組を引っ張ってきたというプライドがあり、そう簡単に『スポーツの顔』を譲るわけにいかない。宮澤に久慈の話は禁句ですね」(前出・フジ男性社員)

 もしも共演なんてことにでもなれば、一触即発となってしまうのだろうか。

「とはいっても、久慈が宮澤に対してとことん低姿勢なんです。むしろ、相手にしていないというわけではないでしょうが、『ずいぶん余裕を見せているな』という声も上がっています。9月に放送予定の『27時間テレビ』では宮澤・久慈の生放送での共演が実現する予定です。両者の視線や表情に注目していれば微妙な雰囲気が伝わるかもしれません」(前出・フジ男性社員)

 いよいよ7月3日深夜、ゲストに先輩の“カトパン”こと加藤綾子(32)を迎え、「クジパン」が始まったが、やはり“救世主”は特別待遇だった。

「『ユミパン』まで続いた生放送風のスタジオ撮りとは異なり、『クジパン』は編集ありきの『密室トーク』という構成に変更。シリーズでは、あえて期待の新人アナにドロ臭いことをさせる“洗礼”のようなノリがありましたが、今回はオープニングまでがモデルのPVを意識したスタイリッシュなものになっています。その路線でいくならば、モデル時代の水着写真で見せていた抜群の“くびれ”を、一度は冠番組で披露してほしいですね」(女子アナウオッチャー)

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