芸能

ムロツヨシが、昨年末の「ガキ使SP」の“非芸人部門MVP”に輝く理由

 違和感なしの溶け込み方はさすが!

 昨年大みそかに放送されたお笑い特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんでSP 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)。前年の16年末に放送された同特番「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」では、サンシャイン池崎を完コピした斎藤工が大好評だったが、今回も第2の斎藤工を狙う芸能人たちが、全力で笑いを取りに行った。昨年「アパ不貞」が報じられた袴田吉彦が、取調室を舞台にしたコントで、犯した罪を問われると「アパ不貞」であると告白し、ダウンタウンらを何度も笑わせた。また、紫吹淳、夏菜、小沢真珠の3人が全身タイツ姿になって大西ライオンに扮したり、ベッキーがまさかのタイキックをくらうなど、女性有名人の活躍も多数見られた。

 過去シリーズにも劣らない豪華出演者たちで彩られた今作。その中でも一番視聴者にウケていたゲスト出演者が、鬼ごっこパートに登場したムロツヨシだ。

「ムロは捕らわれた松本人志を救うべく、レギュラー陣たちと行動を共にしていましたが、違和感もなく溶け込めていました。鬼に捕まってしまうとキツい罰を受けてしまう鬼ごっこですが、特に圧巻だったのはある『鬼』にムロが捕まってしまい、下腹部をマシーンが強打した時のリアクション。マシーンはモロにムロの大事な部分を直撃しており、ムロは『いで!』と、渋い声を上げ、地面にひざまずき、ただただ悶絶。そのリアルなリアクションには共演者たちからも素の笑いが飛び出していました」(エンタメ誌ライター)

 ゲスト出演者の中では、かなり長時間の出演だったが、視聴者からは「ムロさん、普通に面白かった」「俳優なのにあそこまで体張れるのはすごい」と、その頑張りを絶賛する声が多数寄せられていた。

「俳優などのお笑い番組へのゲスト出演は『本来こんなことはしない!』と思えるネタに挑んだりする姿が面白く、笑いが生まれるパターンがほとんど。ただ、特に大御所の方が体を張ってくれた時には、それほど面白くなくても出演してくれたことへの感謝の想いからダウンタウンらが笑っているようにみられるシーンが多々見受けられます。しかし、ムロの奮闘についてはもともと3枚目キャラということでふざけることに関しては意外性はなかったものの、そこらの芸人より面白かった。今回のガキ使SPで芸人以外の出演者の中ではMVP級の活躍と言っていいですね」(前出・エンタメ誌ライター)

 時間帯をずらして同日放送の「NHK紅白歌合戦」にもVTR出演したムロ。バラエティでも全然イケることを証明したわけだが、是非とも今年の大みそかの同番組にも出てほしいところだ。

(田村元希)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「趣味でUber Eats配達員をやってる」オードリー若林正恭に「必死の生活者」が感じること
2
DeNA大型新人・渡会隆輝「とうとう2軍落ち」に球団内で出ていた「別の意見」
3
桑田真澄に「偉業を全て盗まれた」同級生の元バッテリー捕手が明かす「ほとんど完全試合」時代
4
「3Aで最多安打記録」巨人に新加入の外国人ヘルナンデスに「超不吉なデータ」
5
豊臣秀吉の悪口に反論したら「耳と鼻をそがれて首を刎ねられた」悲劇の茶人