7年ぶりとなる日本球界復帰が決まった青木宣親。昨シーズンはアストロズ⇒ブルージェイズ⇒メッツとチーム事情により、たらい回しとなった格好だが、今季は古巣・ヤクルトでプレーする。イチローに次ぐ、日本が誇る安打製造機の青木だが、日本球界復帰でほぼ達成間違いなしの大記録が視野に入った。
「NPB日本通算打率の記録保持者はリー(ロッテ)の.320です。規定で、4000打席以上という条件があるため、日本通算打率が.353のイチローは、381打席足りない。一方、青木は3900打席で.329という記録を残し、渡米したので、残り100打席をすべて凡退しても、.321となり、記録達成となります」(スポーツライター)
レロン・リーは言わずもがな助っ人外国人。つまり、ルーキー時代がないこと(それでも4000打席立っているわけだが)。しかし、現状2位の若松勉氏による.31918、3位の張本勲氏による.31915を超えるということになれば、そのすごさがより、わかるというもの。
「昨年のヤクルトの惨状を見れば、もうレギュラー確約と言っていいでしょう。ただし、フルで出続けた場合500打席以上あるので、成績次第では下回ってしまいかねない」(前出・スポーツライター)
さらに、こんな可能性も。
「イチローが日本球界に電撃復帰した場合、この記録はほぼ間違いなくイチローのものになるでしょう」(前出・スポーツライター)
大物の動きがなく、盛り上がりに欠けていたストーブリーグだが、急転直下、熱気を帯びてきた。