2月22日発売の「週刊文春」が、元SMAP・草なぎ剛が出演するオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(4月6日公開予定)の一篇「光へ、航る」の制作会見の様子を伝えた。4つのストーリーからなる同映画では爆笑問題の太田光が同篇の監督を務めている。
「記事によると太田は会見で、『(監督の)話が来た時は、ほうぼうに断られてオレのところに来たのかなと思った』と率直な心境を吐露。そして元SMAPメンバーに対しては『この人たちにかかわるの怖い人たち、いっぱいいるから』と、昨今のジャニーズ事務所に対する芸能界の忖度を匂わせる発言をしたそうです」(芸能記者)
その太田は、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長が「飯島を呼べ!」と叫んだシーンを再現。かつて「週刊文春」のメリー氏独占インタビューにて報じられたもので、メリー氏が元SMAPマネージャーの飯島三智氏を叱責した有名なエピソードだ。これには会場も沸いていたようだが、別の発言では会場が微妙な空気になったという。
「映画のタイトルに絡めて記者から『“クソ野郎”のイメージは?』との質問が飛ぶと、太田は『メリーさん…とか言っちゃダメだよね』と発言。ここで会場が凍り付いたため、すかさず『冗談ですよ!』とみずからフォローし、隣にいた草なぎも『(相方の)田中さんいませんからね』と制したのだそうです。しかも『日刊ゲンダイ』によると、この発言がジャニーズ側の耳に入り、ひと悶着あったのだとか。ネットの一部では太田とジャニーズの共演がNGになるのではと心配する声も飛び交っています」(前出・芸能記者)
草なぎも口にした通り、普段はストッパー役を務める相方の田中裕二がいなかったことで、太田は暴走してしまったのかもしれない。