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記事全文を読む→【悲惨な結末】中道改革連合「立憲民主党と公明党が合流拒否」で支持者からの「恨み節」と「それでも出る新たな期待感」
中道改革連合が解党の岐路に立たされている。
立憲民主党と公明党が昨年、中道改革連合を結党した前提は、ゆくゆくは立民と公明の参院議員と地方議員も中道に合流することだった。何度も協議が重ねられたが、8月31日の3党党首会談で、立民と公明は中道に合流しないことが決まった。
政治アナリストが解説する。
「立民がなぜ合流を断念したか。端的にいえば、2月の衆院選挙で中道がボロ負けした後、『火中の栗を拾う』と不退転の覚悟で引き継いだ小川淳也代表の人気が一向に伸びないからです」
8月に実施された共同通信の最新世論調査で、中道は前月の支持率4.6%から急落して2.8%。逆に立民は3.8%から4.8%にアップした。公明も1.7%から2.5%にアップしている。
「しかもこの世論調査では『元の立民、公明に戻すべき』という意見がなんと、51%にも達したのです。2月の総選挙で、中道は167議席から49議席に減らす壊滅状態となり、それから半年が経過して余計に人気がなくなったわけですから、立民が合流に二の足を踏むのは納得です」(前出・政治アナリスト)
これに加え、来年春の統一地方選に向けて、地方の立民組織では公認を出し、すでに動き始めているところがある。これを改めて合流、組織再編からやり直すには遅すぎだ、という声が高まっている。
そもそも立民と公明は、安全保障関連法や原発といった基本政策の見解が一致していない。公明は立民が合流できない方針を受けて、中道からの離脱を検討し始めたという。
中道所属の議員49人中、公明系は28人。これがゴッソリ抜ければ中道は野党第一党から転落し、その存在感は地に落ちる。結党7カ月でオジャン、解党ということになりかねないのだ。
股裂き状態の中道は沖縄県知事選挙で自主投票に
中道をめぐる混乱は、8月27日告示の沖縄県知事選(9月13日投開票)に、早くもその影響が表れている。玉城デニー知事と、自民党が全力支援する前那覇副市長・古謝玄太氏による、事実上の一騎打ちとなっているが、玉城知事は立民や共産、社民が支援。古謝氏は自民以外に国民民主、参政党と公明が支援している。
立民と公明で支援候補が分かれて股裂き状態の中道は、自主投票に回らざるをえなかった。
中道や立民の支持者からは、この大混乱への恨み節と、次への期待の声が聞こえてくる。
まずは恨み節だ。
「野田佳彦前代表が甘かった。中道結党が全く有権者の心に響かず『選挙互助会』に映りました。後継の小川氏の求心力は、ほぼゼロ。『やはり君は総理大臣にはなれない器だった』か」
一方で、期待感はどうかといえば、
「2017年の安倍政権時、小池百合子氏の『希望の党』に対抗し、枝野幸男氏が立民を結党、必死の叫びが有権者の琴線に触れて大化けしました。中道周辺から再び、次の勇士が出てくるのを期待したい」
混乱が収束する気配はないが、中道はどんどん先細っていくのかもしれない。
(田村建光)
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