一方、ジャーナリストの山村明義氏がこう指摘する。「最近の自民党は、かつてのように土壇場で底力を発揮するパワーが確実に落ちていると感じます。最近では、衆参過半数割れでも、石破―森山裕幹事長体制で行く強硬論が高まっています。その意味では、石破降...
記事全文を読む→高市早苗
5月14日、党本部でしばらく活動を停止していた「自由で開かれたインド・太平洋戦略本部」の会合が再開した。政治部デスクが解説する。「石破外交ではダメ。安倍外交政策を踏襲せよとばかりに『外交力強化』を掲げた会合で、これを取りまとめたのが高市でし...
記事全文を読む→20日投開票の参院選では「物価高対策」が最大の争点に。「給付金2万円」を公約とする石破・自民だが、今どきの小学校低学年のお年玉を下回るしょぼい金額では目標とする「与党過半数」どころか、「衆参ダブル少数与党」の崖っぷちが待ち受けるのみ。自公共...
記事全文を読む→さて、今後である。総理が辞任したらどうなるか。5月27日から6月2日の間に解散すれば、「6月17日に衆議院選公示・29日に投開票、6月19日に参院選公示・7月6日投開票」は法的に可能ではある。ただ都議選が6月13日に告示・22日投開票なので...
記事全文を読む→石破茂首相が自民党衆院議員1期生に10万円分の商品券を配っていた問題で、政治評論家の田﨑史郎氏は、石破首相が退陣に追い込まれ、高市早苗前経済安全保障担当相が新総裁に選ばれたとしても、少数与党のため首班指名で勝てるか疑問視した。田﨑氏は「モー...
記事全文を読む→報道各社が衆院選序盤の選挙情勢で「与党過半数確保」(読売新聞)、「与党過半数維持」(毎日新聞)などと与党の勝利を予想していることについて、自民党内では警戒感が広がっている。あるベテラン候補者が言うには、「肌感覚としては、もっと厳しい。過半数...
記事全文を読む→日曜朝の情報番組「サンデーモーニング」(TBS系)に出演していた元共同通信記者の青木理氏が自民党支援者らを「劣等民族」と発言し、番組への出演を自粛している。同じく番組の常連である法政大学の田中優子名誉教授も、衆院選の応援演説で問題発言をブチ...
記事全文を読む→早期解散に慎重だった自民党・石破茂新総裁の豹変ぶりがすごいが、民放テレビででおなじみの政治ジャーナリスト・田﨑史郎氏の変わり身もまた、目を見張るものがある。田﨑氏は総裁選で小泉進次郎氏推しだったのは明白で、対照的に高市早苗氏には冷たかった。...
記事全文を読む→自民党・石破茂新総裁は党役員人事で、党運営の要である幹事長を、決選投票で逆転勝ちした高市早苗前経済安全保障担当相ではなく、選挙対策委員長務をめ、野党とのパイプもある森山裕前総務会長にしたことで、党内保守派からの反発を招いている。2012年の...
記事全文を読む→自民党・石破茂新総裁誕生の立役者となったのは、岸田文雄前総裁だった。自ら派閥を解散しておきながら、会長だった旧宏池会票を石破氏支持でまとめたからだ。岸田氏が石破氏を支持した要因はいくつかあるが、個人的に高市氏を毛嫌いしていたこともある。高市...
記事全文を読む→いよいよ9月27日の自民党総裁選投開票が迫ってきた。大方の予想では石破・小泉・高市の3候補が有力視されているというが、9月23日のネット番組で、日銀の金融政策運営をめぐり「金利を上げるのはアホやと思う」と発言し、波紋を広げているのが、高市早...
記事全文を読む→自民党総裁選で高市早苗経済安全保障担当相が当選する可能性が急浮上してきたことに伴い、反動が起きている。高市氏が首相に就任後も靖国神社を参拝したい意向を示していることへの批判だ。しかもそれを特集したのが朝日新聞やTBSなどのリベラルメディアで...
記事全文を読む→今はダメだが次もダメ。「進んでも地獄、退いても地獄」とはこのことか。9月12日に告示され、27日の投開票へ向けて舌戦の火ぶたが切って落とされた自民党総裁選。小泉進次郎、石破茂、高市早苗が3強という下馬評の中、「やっぱりアナタもダメなのか」と...
記事全文を読む→9月12日に告示された自民党総裁選は過去最多の9人が立候補したが、このうち7人が「親中派」だ。1972年の日中国交正常化の中心にいた田中角栄首相と大平正芳外相の派閥、旧田中派と旧大平派の流れを組む林芳正官房長官、上川陽子外相、加藤勝信元官房...
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