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記事全文を読む→六代目山口組「7年ぶりに“事始め式”が復活!」(3)池田組、絆會が納会を開催した
2日後、六代目山口組の中核団体である四代目弘道会もまた、代目を継承して初となる事始め式を執り行っていた。
12月15日、三重県津市の傘下組織本部には早朝から弘道会の直参衆が断続的に集結していた。そんな中、午前10時前に野内会長が到着する。
次に大きく状況が動いたのが午前11時半頃だった。本部から全直参が出てきて、出迎えの態勢を整える。まもなく同会総裁の竹内若頭を乗せた車が、ガード車両を伴って到着。ここまでに事始め式を執り行い、竹内若頭の到着と同時に祝宴が開始されたようだ。
約1時間後、身内での和やかな雰囲気が漂う中で宴席を終えると、直参衆が続々と退出し始めた。竹内総裁が乗り込んだ車両を野内会長みずからドアを閉め、そのまま見送る。信号待ちの間も大通りに出るまで送迎車をじっと見据え、視界から消える際には深々と一礼し見送った。ほどなくして野内会長もその場をあとにし、その後は直参衆が三々五々、帰路についた。
「弘道会の令和八年度の指針は、六代目山口組と同じ『和親合一』でした。司組長と同じく、田岡三代目の考えに忠実であろうとする気概を感じさせます」(ジャーナリスト)
この前日の14日には、中田浩司若頭補佐率いる五代目山健組でも事始め式が行われたという情報も入手した。「山口組の保守本流」と称された同組も、新年に向かい心構えを新たにしたのだ。
一方、その山健組が脱退して以降、潜在化が顕著となっている神戸山口組(井上邦雄組長)だが、
「例年、納会や忘年会といった何らかの形で集まっており、今年も13日前後に会食の席を設けたという情報もあったが定かではない。今後、組指針などを発表する可能性はあるが、今のところは不透明だ」(捜査関係者)
だが、他の敵陣については、その動静が伝わってきた。絆會(織田絆誠会長)は14日、兵庫県内で納会を開催。組指針は昨年まで3年連続「常在戦場」だったが、今年は「初志貫徹」となった。
この言葉は常在戦場、不撓不屈から成る、組織の根本原理として掲げる「絆會教訓」のひとつだ。ナンバー2の金澤成樹若頭が勾留中という苦境にあっても、組織の在り方を変えることはない、という姿勢を示したともとらえられるだろう。
その絆會と一心同体の関係にある池田組(池田孝志組長)が、同じ14日に岡山県下で納会を開催していたことも、のちに明らかになった。
「六代目山口組の宣言を受けてなお、『まだ抗争は終わっていない』と警戒を続け、全員で士気を高めあったようだ。新年度の組指針は昨年に引き続き『有志意成』。志を持って臨めば、最終的に事を成し遂げる、という意味で、勾留中の前谷祐一郎若頭が逮捕前に池田組長に進言して採用された言葉だそうだ」(他組織関係者)
いずれの組織も、引退や解散の意志を持っていないことは明らかだろう。
26年の干支「丙午」は、エネルギーに満ち大きな飛躍や変化の年になると言われる。六代目山口組にとって来年はさらなる新局面を迎えるのだろうか。
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