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記事全文を読む→【衆院選裏バトル】「石破さんは支えるけど自民党は応援しない」鳥取県が突きつけた仁義なき「石破おろし弔い合戦」と「高市憎し」
これぞまさに、郷土の英雄を不本意な形で引きずり降ろした現政権への強烈な意趣返し。全国で「高市旋風」が吹き荒れ、自民単独300議席超が視野に入る中、島根県と鳥取県の情勢調査で、立憲と公明が電撃合流した新党「中道改革連合」が自民に差をつけ、比例投票先のトップに躍り出たことが明らかになった。
この調査は共同通信社が実施し、山陰中央新報社が分析したものだが、鳥取県の支持政党は自民党が37.6%と、中道の17.3%の2倍以上であるものの、比例投票先は中道が自民を4.7ポイント上回る32.3%で最多に。選挙区では自民候補を選びながら、比例では中道に流れるという歪な結果が出たのである。
政治ジャーナリストが内部事情を解説する。
「鳥取県では1区に石破氏、2区に自民党の現職閣僚が立候補していますが、通常は選挙区と比例では同じ傾向が出るもの。ところが地元ではやはり、石破さんを引きずり下ろした高市総理への反発が根強い。その証拠に鳥取市内では、高市総理の写真が使われている党ポスターを見かけることがありません。これは地域支部がいらないと突っぱねたからで、はっきりと『石破さんは支えるけど、自民は応援しない』という住民は多い。そんな人々の反発票が中道に流れる可能性が高いということです」
つまり、この地の自民支持者にとって、自民党はもはや「身内」ではなく、石破氏を傷つけた「外敵」。皮肉にもその怒りの受け皿が中道改革連合だったというわけだが、
「石破氏と中道は政策的に近いわけではありません。しかし『高市総理は右すぎる。かといって共産は論外』という保守本流の層が、石破氏が唱える『納得と共感』の代替品として、この新党に救いを求めた。自民党支持層のおよそ3割が比例で中道へ流れるという異常事態は、まさに『石破おろし』への弔い合戦と言えるでしょうね」(前出・政治ジャーナリスト)
2月4日、Xに「お米について」と題する動画をアップした石破氏の「クマが出てきますよ!」という不気味な警告がある。これは高市政権が掲げる「都市部主導の積極財政」の影響で多くの耕作放棄地が生まれ、地方の疲弊が野生動物の侵入を招いている、と説いたものだ。
「石破氏が吠えるコメ増産と耕作放棄地問題、そしてクマ発言は単なる農政論ではなく『地方を見捨てるな』という警告です。今回の選挙で、この言葉が地方都市にどう響くか。さらに『鳥取ショック』が全国にどう波及するか」(山陰メディア関係者)
「民意の形」が浮き彫りになる2月8日夜の開票まで、残すところあと2日だ。
(灯倫太郎)
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