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記事全文を読む→【ドキュメント!不適切な昭和】健全な青少年に「深夜の決断力と行動力」を授けた「オトナ本自販機」の言い知れぬ興奮度
今や指先ひとつで、4K画質の過激な動画が無料で拝める時代。だが昭和の時代、若者たちは一冊の「本」を手に入れるために、命がけ……いや、プライドと人生を懸けた隠密作戦を強いられていた。
昭和の後半、バイパス沿いや寂れたガソリンスタンドの脇、銭湯やコインランドリーの裏手、あるいは商店街の死角に、それはポツンと置かれていた。表面には「雑誌」という無機質な看板があるだけだ。しかしそこにはミラーフィルムが貼られ、昼間は中身が見えないよう、巧妙に擬装されていた。これが「エロ本の自動販売機」である。
対面で買うのは恥ずかしいが、どうしても見たい。そんな男たちの切実かつドロドロとした羞恥心に応えるべく開発された、日本自販機技術の結晶。それがこの自販機だったが、全盛期にはなんと、全国に2万3000台以上が稼働していた。これは今の郵便ポストの数に迫る勢いだというから驚く。
当時の少年たちにとって、この自販機で本を購入することは、単なる性的好奇心の発散のみならず、大人になるための通過儀礼であり、ある意味、度胸試しでもあった。
自転車を走らせ、遠くから聞こえるパトカーのサイレン、あるいは新聞配達のバイクの音に怯えつつ急行。懐に忍ばせているのは、小遣いを貯めた千円札だ。
そして自販機の前に立った瞬間の緊張感は、今の就職面接などおよそ比較にならないものだった。あたりを注意深く見回し、震える手でボタンを押す。すると、静寂を切り裂く「ゴトッ、ガシャン!」という巨大な落下音に続いて、お釣りの「チャリンチャリン」という音が鳴り響く。
少年たちは皆、生きた心地がしないまま、吐き出された一冊をバッグに突っ込み、立ち漕ぎで逃走するのだ。その達成感はまるで、難攻不落の城を落とした武将のようだった。
今や都内に残るのはわずか数カ所のみで…
ところが、どっこい。帰宅してページをめくると、なんと「エロ劇画」ばかりのハズレ本。「クソ、騙された!」と悔しがる反面、それでも戦利品を手にした充実感に胸を熱くしたものである。
そんな「男のオアシス」も、時代の荒波には勝てなかった。1980年代に入ると、PTAや警察による「不健全図書」への取り締まりが激化。さらに追い打ちをかけたのが、VHSビデオの普及、そしてインターネットの出現だ。
わざわざ深夜に自販機へ向かわずとも、部屋にいながら無数の「エロ」が降ってくる。ガシャガシャと騒音を立てる「箱」は、やがて役割を終えたのだった。
現在、都内に残るエロ本自販機は、わずか数カ所のみに。しかも2024年の新紙幣発行により、旧式の自販機は対応できずに一掃されると言われる。効率とコンプライアンスが支配する令和時代からすれば、こんな自販機は教育の敵にすぎないのだろう。
しかし、あの一冊をゲットするために知恵を絞り、恐怖に打ち勝った経験は、昭和の男たちに言い知れぬ「決断力と行動力」を授けていたことは間違いない。
(乾章)
アサ芸チョイス
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