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記事全文を読む→佐々木麟太郎「ソフトバンク7月入団」密約(1)王会長が直接電話できる謎
世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。はなからの密約説まで飛び出して─。
米スタンフォード大学の佐々木麟太郎(21)が、大学野球で3戦連発の13号ホームランを放った(日本時間、4月24日時点)。まだ37試合で13本は、52試合で7本だった昨季から大きく飛躍する驚異のペースだ。
そもそも佐々木は、大谷翔平(31)や菊池雄星(34)を見出した父親、佐々木洋監督(50)のもと、花巻東で高校通算140本塁打を放っている。ところが、高校卒業時の2023年にプロ志望届を提出せず、同大へと進学した。
佐々木を高校時代から調査し続けてきた、ア・リーグの極東担当スカウトの1人が打ち明ける。
「佐々木家の最終目標がメジャーなのは間違いない。ただし、今年7月のMLBドラフトで上位指名を勝ち取れるかは別問題だ。むしろスタンフォードは“メジャー挑戦の場”というより“将来のプロ入りに向けた肩慣らし”だと見る関係者が多い。建前はアメリカ、でも現実は日本。ソフトバンクだ。昨年のNPBドラフト前から、そうした見立てだった」
果たして、昨年10月のドラフトでソフトバンクはMLB志望の佐々木を1位で“強行指名”。競合したDeNAとの抽選を制して交渉権を獲得している。
王貞治球団会長(85)は指名直後に即、本人へ直接電話を入れ、城島健司CBO(49)も後日、スタンフォード大を訪れて指名あいさつを行っている。熱意であり礼節だと思える。だが、一連の流れを受けて、球界ではただの美談として受け止めていないというのだ。
「ドラフトの瞬間から、妙にできすぎているんだよ。王会長が即電話し、城島CBOは現地へ飛ぶ。もちろん球団が本気だからできることだが、それだけで片づけるには熱量が高すぎる。そもそも、なんで王会長が麟太郎に直接電話できるのか(苦笑)。かねてホットラインがあったとしか思えないだろう」(極東担当スカウト)
ソフトバンクのアプローチは計画的に、相当以前から始まっていたという声が球界に絶えない。実際、スタンフォード大にも昨春あたりからソフトバンク関係者が頻繁に足を運んでいたという目撃談がある。
「ドラフトでの1位指名を迎えるまでは、城島CBOが実父の佐々木監督のもとへと熱心に通っていることも高校球界では有名でした」(球界関係者)
もちろん、逸材を追うのはスカウト活動として不自然なことではない。ところが、妙な“先回り”を感じ取る向きまであるという。
「スタンフォード大進学そのものについて“手引き説”が出ている。日米の球界内では、ソフトバンクグループ内にスタンフォードOBがいて、佐々木家に現地生活や学風、入学後の環境などについて教示し、誘導したという情報まで飛び交っている」(球界関係者)
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