広島の左腕・川口和久がガッツポーズを作ると、指揮官・古葉竹識が満面の笑みで出迎え、握手を交わした。1984年10月27日、後楽園球場で行われた広島対ボルチモア・オリオールズの「日米親善野球」第1戦で、川口が1‒0の完封勝利を飾った。オ 0 ...
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まずは投手部門から。セの先発では、年俸約9億円でDeNAに復帰したバウアー(34)の不振が目を引いたが、そんなサイ・ヤング賞右腕よりさらにコスパが悪かったのが、独走Vの阪神で完全に蚊帳の外に置かれた西勇輝(35)。22年オフにFA権を行使し...
記事全文を読む→どのチームも一塁手を任せるのは総じて、打線の核となるべきスラッガー。それだけに、セでは、年俸約5億円で11本塁打に終わったDeNA・オースティン(34)のムラッ気が悪目立ちしているが‥‥。「出ればそこそこは打つが、やつの場合は、いかんせん、...
記事全文を読む→セで真っ先に名が挙がるのは、やはり巨人・キャベッジ(28)だろう。打率こそ2割6分7厘と下げ止まった感はあるものの、得点圏打率1割7分7厘は、堂々のリーグワースト。岡本和真(29)に代わる主軸としては、いかにも力不足と言わざるをえない。「甘...
記事全文を読む→それは今なお、1950年から始まった日本シリーズ(当初は日本ワールド・シリーズの呼称)において、「危険球退場」を除くとたった一度の退場劇として残っている。69年10月30日、後楽園球場での巨人対阪急(現オリックス)第4戦だった。阪 0 1 ...
記事全文を読む→「将来は、もう安泰だから、これからは何も心配しなくていいんだ」港区女子を相手に、酒を酌み交わしながらうれしそうに話したのは、プロ野球選手のMだという。現在の野球界を牽引する選手といえば、ドジャースの大谷翔平やカブスの鈴木誠也ら94年組だが、...
記事全文を読む→「ああっ、なんてこった‥‥!」中日監督・近藤貞雄の怒りが一瞬にして沸点に達した。だが、ここは落ち着くしかなかった。その怒りは持って行き場がなかった。日本シリーズの行方を決めた。いまだにこう語り継がれる「珍事件」は1982年10月28日、西武...
記事全文を読む→V9時代の川上野球には、ひた隠しにされたドラ1投手の不審死があった。今なおタブーとされる「湯口事件」の闇である。憧れの巨人軍に入った20歳の青年を死に追いやったのは─。読売巨人軍の9年連続日本一は「V9」と呼ばれ、その前人未踏の栄光は永遠に...
記事全文を読む→現在、CS真っ只中の今シーズン。タイガースは最速でリーグ優勝を決め、ファイナルステージに臨む。今季のベストマッチは?中江氏はこう即答する。「5月13日、新潟でのDeNA戦。1-0で迎えた9回表、佐藤輝明選手、大山悠輔選手が倒れ2アウト。負け...
記事全文を読む→かつての万年最下位イメージは完全に払拭。今やAクラスが定位置だ。23年にはリーグ優勝、38年ぶりの日本一となった。中江氏がこの時を振り返る。「甲子園での第5戦。0-2で迎えた8回で6得点しての大逆転でした。でも、7回ライトの森下翔太選手のエ...
記事全文を読む→今季、圧倒的な強さで早々のリーグ優勝を決めた阪神タイガース。その真価が問われる時がきた。「六甲おろし」を唱和する準備は万端、気持ちはいつでも甲子園ライトスタンドにある中江有里氏に、今季の虎にかける思いを聞いた!「このインタビューの後、今日は...
記事全文を読む→「ソフトバンク VS ロッテ」パ・リーグ公式戦/2025年5月2日チャンピオンベルトを取るより、取ったベルトを守る方が難しい─。ボクシングの世界には、こういう言葉がある。プロ野球でも同じことが言える。就任1年目にリーグ優勝を果たした監督は、...
記事全文を読む→プロ野球の場合、選手や監督・コーチにとっての目標は優勝だが、すべての球団のフロントが優勝を望んでいるとは限らない。もちろん、それを公言することはないが、リーグ優勝や日本一にはデメリットもあるからだ。成績好調なら例年以上の観客動員やグッズ売り...
記事全文を読む→321111313‥‥9個並んだ数字を全部足すと「16」。これはプロ野球の新記録の数字だ。1994年7月1日、西武球場での西武対近鉄(現オリックス)12回戦、近鉄のエース・野茂英雄が作った1試合最多与四球数である。92年に同じ西武球場で、日...
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