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Posted on 2025年11月29日 10:00

阪神・藤川監督は「落合中日」を目指す/プロ野球「炎上ストーブリーグ」座談会(1)

2025年11月29日 10:00

 連日、契約更改や移籍動向が報じられ、いよいよプロ野球ストーブリーグが本格化している。一方で、日本球界の底に沈殿した膿は見て見ぬふりをされ、シーズン中よりも怒りのマグマは燃えたぎっている‥‥。声なき声を拾うべく、匿名で球界関係者たちを招集。知られざる首脳陣の軋轢から「勘違い男」まで、すべてをぶちまける!

A(スポーツ紙デスク) 今季のセ・リーグは、阪神が2位に17ゲーム差をつけてダントツで優勝した。それなのに藤川球児監督(45)を褒めたたえるような声があまり聞こえてこない。

B(在京球団スカウト) 首脳陣の間で不協和音が生じていました。中でもいちばん気の毒に映ったのは、今季ヘッド格だった藤本敦士1軍総合コーチ(48)。選手時代はいじられキャラだったのに、沈んだ表情ばかり浮かべていて‥‥。

C(在阪メディア関係者) 選手起用や作戦面で不手際があるたび、藤川監督から厳しく𠮟責されていたな。周囲からはパワハラだと思われるレベルや。目に見えて白髪が増えた時期があったで。

D(球界OB) 和田豊1軍・2軍打撃巡回コーディネーター(63)が来季からヘッドコーチに配置転換されたのもフロント主導のものだよ。平田勝男2軍監督(66)ともどもサラリーマンさながらの組織人間だけに、球児とコーチの間に入る“パワハラ緩衝材”としての手腕が期待されているんだ。

A たった1年間とはいえ、和田ヘッドと藤川監督は、監督と選手の間柄だった。さすがに藤川監督もおとなしくなりそう?

C そこは半々やな。少なくとも鈴をつけられるわけではなさそう。ちなみに、今オフはすでに粛清人事が断行されとる。1軍から2軍に更迭された野村克則バッテリーコーチ(52)は最たる例よ。

D 球児が相談もなく捕手の起用を決めちゃうから、カツノリが不満分子と化していた。「キャッチャーの機微をわからないくせに、勝手にしやがって‥‥」と周囲に愚痴をこぼしていたらしい。それは球児の耳にも届いていたのだろうよ。

B 藤川監督は情報漏洩に過剰で、噂話にも聞き耳を立てていた。リリーフ陣をブルペン担当として支えた、金村曉投手コーチ(49)も口の軽さが災いして解任されたと聞きました。

C せやで! 評論家をしていたスポーツ紙に、昇格降格情報をベラベラとしゃべってしまったんや。選手でも井上広大(24)が同じ理由で、開幕後すぐに干されよった。

A 記者が黙っていればリーク元は割れないはずだけど‥‥。

E(遊軍記者) 藤川監督みずから、犯人捜しに躍起になっていました。情報漏洩が疑われる記事を書いた記者を個室に呼び出しては、ネチネチ尋問して“完落ち”させたんだとか。

A かなり徹底しているんだな(笑)。どうしても、中日の落合博満元監督(71)と重なってしまう。当時、チームの情報を機密事項として、口を貝にしていたのはもちろん、代わりにマスコミにベラベラ情報を提供していた鈴木孝政投手コーチ(71)をスパイ扱いして2軍降格、退団にまで追い込んでいる。

D そう、藤川監督が目指す監督像は落合にほかならない。その証しに昨秋、落合政権を知る関係者に当時の“常勝中日野球”を指南してもらっていたらしい。

A 本のタイトルにもなった“嫌われた監督”は今や、藤川監督にもピッタリの愛称だ。そんな藤川阪神を下して日本一になったソフトバンクまでも“血の入れ替え”が敢行されたが。

F(スポーツライター) 小久保裕紀監督(54)の大学の先輩で腹心だった松山秀明2軍監督(58)や、藤本博史前監督(62)に重用された村上隆行打撃コーチ(60)がクビになりました。昨今のフロント主導の育成システムに馴染めなかったのが一番の原因のようです。

D 2人とも「何の権限もない」が口癖だった。特に野手部門は「スキルコーチ」という役職が幅を利かせているからね。

E 斉藤和巳3軍監督(47)が、2軍監督に昇格しました。いよいよ次期1軍監督が射程圏に入っただけに、小久保監督もうかうかしていられません。もっとも1軍監督といえど、あくまで“現場監督”であって育成や編成にはほとんどノータッチ。今オフは最多勝右腕の有原航平(33)のMLB再挑戦も止める立場にはありません。

F 有原本人は「有原式FA」という言葉を不服に思っているようです。マイナー暮らしから逃げ帰ってきたのが、古巣の日本ハムじゃなくて、高給を提示してきたソフトバンクなのを揶揄されてね(笑)。そんな世間の評価を覆したいと、意地になっているようです。

E そうは言っても、MLBの評価はマイナー契約が関の山。前回の失敗で評価がダダ下がりしています。MLB移籍するには、球団の残留交渉に合意せずに自由契約となる必要があります。その結果、米球団が手を挙げなければ、NPBの他球団に移籍することもありうるでしょう。

A 「シン・有原式FA」となるわけだ(笑)。

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