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Posted on 2025年11月18日 19:30

阪神「新助っ人デバニー」が本職ショートの守備で直面する「10種類以上の守備サイン」と「土のポジショニング」

2025年11月18日 19:30

「ショートの守備ができる」ではなく、ショートを本職としている外国人選手の獲得だ。メジャーリーグ・パイレーツの地元紙「ピッツバーグ・ポストガゼッタ」が、カム・デバニー内野手が阪神タイガースと契約したと報じた。
「阪神側の正式発表はまだですが、今季、内野でレギュラーを固定できなかったショートに外国人選手を連れてくるとは思いませんでした。メジャーデビューは今年8月だったのでまだ出場試合数は少ないですが、マイナーでは20本塁打です」(スポーツ紙記者)

 大きな戦力になってくれそうだが、「ショートの本職」と聞いて思い出した選手がいる。2024年途中から巨人に入団したココ・モンテスだ。モンテスが巨人でショートを守ったのは5試合だけ。三塁や二塁、シーズン終盤はチーム事情でレフトを守っていた。当時を知る関係者によれば、ショートを守らせなかった理由は「時間がなかったため」だという。

 巨人に限らず、日本の野球には守備のサインだけで10種類以上があり、例えば二塁牽制では二塁手とのタイミングや、バッテリーサインを確認する「間」がある。通常は春季キャンプで完成させるのだが、シーズン途中に来たモンテスはそれをやっていない。だから「ショートを守らせることはできない」と判断されたのだ。

 デバニーは来春のキャンプに参加するため、その心配はなさそうだが、メジャーリーグと日本プロ野球では、ショートのポジションの取り方は大きく異なる。メジャーリーグでは外野の芝生の切れ目くらいまで下がる。広島の小園海斗や矢野雅哉がそうしていたが、後方に守る理由は肩に自信があるのはもちろんのこと、三遊間、二遊間を抜ける打球を減らすためであり、メジャーリーグでは天然芝による不規則なバウンドに備えるためだ。「土のグラウンド」である甲子園球場で今後、デバニーはどんなポジショニングを取るのかが見ものだ。

(飯山満/スポーツライター)

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